… D i a r y …





えんどらいん07     12/31

数々の特番とともに時間を過ごして、
いまの時間はもう11時過ぎです。
今年はなんだか大晦日という実感が
いまいち薄いのですけれども・・・どうしてでしょうか?

・・・ともあれ、2007年ももうすぐ終わりなのですよ。
良いお年を、です。





からおけとこみけとねんがじょう     12/31

どなたかパトラジェムを恵んでくださいな(挨拶

27日はカラオケに行って参りましたですよ。
時間的、あと金銭的な都合でカラオケ後の食事までは
お付き合いする事は出来ませんでしたけれども、
とても楽しく過ごす事が出来ました。
・・・途中ものすごいカオスでしたけれども(汗
かく言う私もエアーマン、マシンガン、バーニングレンジャー、パピ☆ヨン(ちょっと待って
と変なナンバーばかりでしたけれども、
みっくみくには勝てそうにないです・・・。

・・・あ、宙船とひかりのまちを試してみましたけれども、
結構何とかなりました・・・次回からナンバーに追加です。

また機会がありましたら、一緒に行けたら、と思います。


29日は、兄様の手伝いでコミケ一日目にいました(ぇ
うふふー、徹夜で製本とか辛かったですよー。
列に並んでいて寝そうになった事も多かったですし・・・。
あ、近くに主人公さんが歩いてますーzzz(眠

30日・・・もう昨日になってしまいましたけれども、
年賀状の絵を描いて、塗っていました。
・・・あはは、まだ印刷してないですよー・・・どうしましょう。
年賀状をポストに投函できるのは、新年が明けてからになったしまうかもしれません。
もう数時間後には、電車に乗って最終日へと向かいますし・・・。





ナイトウィザード The ANIMATION -13-     12/30

「今日はお前の誕生日だろ?帰ったらパーティやろうぜ・・・いつものマドレーヌ、焼いてくれよな?」

東京・秋葉原、輝明学園付近―――
空に浮かぶのは、最悪の破壊神シャイマール。
横に佇むは世界の滅びを望み、自ら作ったトリガーを
「赤羽くれはを目の前で殺す事」で引いた、"大いなる観察者"ザ・ゲイザー。

3月14日、設定された志宝エリスの誕生日―――
世界は、滅びを迎えようとしていた。


・・・3ヶ月間続いた"ナイトウィザード The ANIMATION"、最終回。
ここまでの12回、存分に楽しませて頂きました。
すべては製作スタッフの皆様、声優の皆様、F.E.A.R.の皆様、
他、この作品に関わった皆様のおかげです。

・・・では。
ナイトウィザード The ANIMATION、最終回・・・「ハッピー・バースデイ」、です。


くれはの死、ゲイザーの謀略、シャイマールの覚醒。
余りに目まぐるしく起こった最悪の事態の連続・・・
ですが、それを悲しみ嘆く時間は何処にもありません。
止まっていればそれだけシャイマールは―――エリスは、世界を滅ぼすために動き続けるのですから。

アンゼロット様に事態の収拾を図る事を命じられ、ガンナーズブルームで飛んできた灯。
その灯に、柊は鼓動を刻むことを止めたくれはの身体を預け、魔剣を握り立ち上がります。
エリスを、救うために。

地上を走る柊は、シャイマールに近付くために未だ壊れていなかった謎の電波塔の柱を根元から斬り、
剣の腹で殴って打ち出す事で「空を飛ぶ道」を作り、
それに飛び乗って電波塔を駆け上り、飛び込みます。
・・・壊れた描写がないと思ったら、ものすごい使い方を
シャイマールの身体に飛び移った柊は、中にいるだろうエリスへと必死に声を掛けます。
・・・しかし、声が届く事はなく。その柊の行動をゲイザーは無駄と嘲笑い、
己に斬りかかる柊を弾き返して、輝明学園の屋上へと落としました。

そして、ゲイザーはシャイマールに・・・エリスに、一つの命令を与えます。
柊を、仲間を自分の手で殺すように、と。
今やエリスの意思で攻撃をやめる事のない、ゲイザーの言葉のみを聞く破壊神は
その言葉通りに閃光を柊に向けて放ちます。

例え土星の衛星を破壊した時ほどの威力がなくても、
それでもウィザード一人を消し飛ばすには十分な威力の攻撃。
命令通り、狙い過たず柊に放たれた閃光は―――


―――その攻撃が届く前に、アンゼロット様の命令により構成された防御結界に受け止められ、
柊に届くことなく光を散らして消え去りました。


それは、アンゼロット様にとって己が神と崇める者への反抗そのもの。
それでも「世界の守護者」は、次の世界ではなく今あるこの世界を守るために、行動を起こしました。

続けてアンゼロット様は転移結界の展開命令を飛ばし、
シャイマールとゲイザー周辺の空間を抉り取り、アンゼロット宮殿付近に強制的に飛ばします。
これ以上世界に破壊が広がることがないように・・・そして、己が神と対峙する為に。
その選択を見届けたベルはアンゼロット宮殿内の事をリオンに任せて、
ゲイザーを倒すために自分も前線へと向かいます。


"大いなる観察者"ザ・ゲイザー、"皇帝"シャイマール。
"蠅の女王"ベール=ゼファー、「世界の守護者」"真昼の月"アンゼロット、柊連司、その他多くのウィザード・・・。

この世界も、裏界も守るために、ゲイザーという共通の敵に対してウィザードと魔王が共闘する・・・。
本来ありえないその事態すらも、ゲイザーは無駄な事だと嘲笑います。

そのゲイザーの余裕を、そして策を打ち破るために、アンゼロット様は一つの策を講じます。
・・・シャイマールに取り込まれ、干渉できぬよう抑え込まれているエリスの自我。
それをどうにかして解放する事が唯一の希望であり、エリスを救う鍵であると。
そのために呼んだのは、素敵な衣装のナイスミド・・・年齢幾つでしたっけ夢使いナイトメア。

かつて節制の宝玉の力からエリスを救い、目覚めさせるために用いた<<夢語り>>。
それをもう一度使い、夢の中にいるエリスを探し出して、自我を呼び起こす・・・
それが、唯一の策です。


・・・そして、夢の中へ。


一度侵入した事のあるエリスの夢の中を走り回る、柊とナイトメア。
相変わらず、お菓子と「あしながおじさん」だらけの図書館の姿・・・
ですが、以前といくつか違うところがありました。
おじさま・・・ゲイザーに絶望と残酷な真実を突きつけられたことによる
心の動きを象徴するような、机の上に放り出された「あしながおじさん」。
夢の中の空は、以前のような青空ではなく赤黒い雲に覆われた光の見えない空・・・。
それらすべてが、エリスの絶望の形。

エリスを探し走り回る途中、ナイトメアはある道の前で足を止めます。
そこは、以前に夢の中に唐突に現れたキリヒトが柊達と対峙した、ビスケットの階段でした。
階段の中腹で出会った彼は上へと昇り、柊達はついて行く事無く
階段を下って行って・・・階段の上には、行っていません。
その先にあるのは、フェウス=モールが覗き込み、飛び出した謎の扉。

その扉に柊は一人、覚悟を決めて飛び込み―――「中のもの」を守るために仕掛けられていた
シャイマールの幻影を抜け、エリスを見つけ出します。
しかし、エリスは己のために起きた事件を・・・くれはの死を引き摺り、帰る事を望みません。
このままシャイマール諸共消えてしまえばいいと、そう考えて。


・・・同刻、柊からくれはの身体を預かった灯がアンゼロット宮殿に帰還した事により、
くれはの死がアンゼロット様にも知られる事になります。
アンゼロット様は己の失策によってくれはの命が奪われた事を悔やみ・・・
自分より上位の存在であるゲイザーが世界への不干渉を破り、くれはを殺した事に対して、
自分も不干渉の禁を破り、くれはを甦らせることを決意します。

・・・これは、本来ありえてはならないこと。
ウィザードも、魔王すらも超えた強大すぎる力の持ち主が力を振るう事は、
存在が世界に与えられた「運命」を左右する事なのですから。
「神」の干渉がなければくれははまだ死ぬ事はなく・・・それ故の決断。

アンゼロット様は命を失ったくれはの身体に手をかざし、甦らせようと力を流し込みます。
しかし、一人ではゲイザーの与えた「存在」への影響を打ち消し切る事が出来ません。
・・・そこで不意に横から現れ、同じように手をかざしたのは、リオン。
ゲイザーの目論見を破るために志宝エリスを目覚めさせる、
そのための利害が一致するなら協力するのは当然、と同じように力を流し込み・・・。

甦らせる力として具現化された、くれはの身体から伸びた二枚の光翼は
ゲイザーの与えた存在への影響によっても消える事なく・・・
くれはの心臓は再び、鼓動を刻み出しました。


そして灯は甦り立てのくれはを乗せてガンナーズブルームを駆り、
シャイマールの元へと飛びます。
くれはの死に責任を感じ、あくまでも救われる事を拒否し続ける
エリスの目に映ったのは、生きているくれはの姿。

その姿に喜び・・・しかし、それでも己のした事に悩むエリスに柊は言葉を掛けます。
帰ったらエリスの誕生日を祝おう、と。

その言葉は、もう何処にも居場所がないと思い詰めていたエリスを、
絶望の中から一つの希望を見つけたエリスを、
・・・そして、悪夢に怯えるエリスの背中を押しました。

自分はここにいていい。
祝ってくれる人がいる。
大切に思ってくれている人がいる。
・・・仲間が、いる。

その思いは。
エリスの絶望で形作られたシャイマールの外殻を、あたかも蛹から蝶に羽化するように開き・・・
シャイマールの身体を台にするように、青い薔薇の庭園を作りました。


青い薔薇、"サントリーフラワーズ"―――
かつて青い薔薇が、色抜き以外の方法で作れないとされていた頃の花言葉は、「不可能」。
そして、それ以外の手段で実現したことで変えられた今の花言葉は、「神の祝福」、そして・・・


―――「奇跡」。


エリスが悪夢から解放された事で、シャイマールの身体を構成していたアインソフオウルは
再びエリスの手へと戻ります。
・・・そして、シャイマールが消え、残ったのはゲイザー。
彼はエリスの支えとなっている柊を殺す事で再びシャイマールとして覚醒させようと、
容赦なく放たれた攻撃は、再構成されたアインソフオウルを盾にしてエリスが防ぎ。

・・・そしてエリスは、決意します。
今まで流されるままに戦っていた自分から、自分の意思でその力を振るうと。
威力を知らずにエイミーにアインソフオウルの光剣を向けた時とは違い、
その力を知った上で、恐れずに戦うと。

その意思に応え、宝玉は光を放ち・・・7枚の盾は組み替えられ、光剣の形を成し。
その力を、エリスは迷わずにゲイザーへとぶつけます。

如何なるものも通さず弾き返した神の盾と、アインソフオウルの光剣。
ぶつかったところでどうにもならない・・・その筈でした。

ですが、七つの宝玉というシャイマールの力を帯びたアインソフオウルは、
神の盾に弾かれ砕けながらも、ゲイザーに傷を与えます。

・・・解決の糸口は、かつて目の前で召喚された「シャイマールの一部」による攻撃で、
キリヒトが傷を負った事。その程度の攻撃に傷つけられる事のない強き神が、
何故傷を負ったのか、という事。

シャイマールの滅びの光は、ゲイザーの神の盾を貫く事が出来る。

砕けゆく宝玉、砕けゆくアインソフオウル―――そして、砕けゆく神の盾。
消失した神の盾を越え、柊は魔剣を突き入れ、
ゲイザーは魔力刃を突き入れ・・・。

柊は死なず、世界への干渉制限により能力を大幅に落としたゲイザーの身体は
魔剣によって深々と貫かれ。

最後に、己の掛けた呪縛を解くようにエリスに声を掛けて、

この世界を滅ぼそうとしたゲイザーは消え去り―――
エリスにとって、慈愛の宝玉から端を発したこの大きな戦いは、終結しました。


そして、事件の後。修復中の校舎の外側、校庭での卒業式。
何故か2年生から3年生に上がってちゃんと卒業する柊と、
普通に3年生なので普通にちゃんと卒業するくれは。

見送るのは、これから3年生に進級する灯と・・・
今まで着ていなかった輝明学園の制服を来た、エリス。

世界を守り、仲間を守り、何でもない日常を守り。
そしていつも通りに柊が拉致されたり。
・・・卒業というのはちょっと何でもないものではない気はしますけれども。(拉致は?)


今日もまた、新しい歴史が刻まれます。
ゲイザーの手によって滅ぼされなかったこの世界の、新たな歴史が。



・・・これで、「ナイトウィザード The ANIMATION」はすべて終わりです。

青い薔薇”サントリーフラワーズ"。
上でも書きましたけれども、今の花言葉は「神の祝福」、そして「奇跡」です。
それ以外にも、この青い薔薇を作ろう、という計画が1990年に持ち上がってから、
2007年で丁度17年・・・高校2年生、誕生日を迎えたエリスと同じ年なのです。
・・・や、厳密な誕生日とか年齢とかは忘れてですね?

アンゼロット様とリオンがくれはを甦らせるために使った能力は、使徒の<<転生>>ですよね。
それに、こちらでもウィザード側とエミュレイター側の協力、という形になっていますし。

今回は最終話なので、今までに張ってきた伏線を端から回収していました。
・・・エリスのビンタとか、シャイマールビームが伏線だったのは驚きましたけれども。

前回の感想で、<<魔器解放>>での締めを希望していたのですけれども、
しっかりと締めていただけました。・・・やっぱり、これですよねっ。

ナイトウィザード The ANIMATION。
出来うる限り最高のアニメ化をして頂いたと考えています。
いち視聴者として、いちプレイヤーとして、そしてルールブックを手に取った者の一人として、
本当に、感謝しても感謝し切れません。
「ナイトウィザード」ルールブック発売から5年と9ヶ月、
発売時はこうなるとは全く予想できませんでした。

この作品に関わった皆様に、最大限の感謝を。

有難う御座いました。


*今回の使用魔法・使用特殊能力
<<ディストーション・ブラスト>>(ベル)
<<ディヴァインコロナ>>(ベル)
<<ヴァニティワールド>>(ベル)
<<超絶魔力>>(ベル)
<<転生>>(アンゼロット、リオン)
<<魔器解放>>(柊)
<<夢語り>>(ナイトメア)
<<隻眼の魔力>>(エリス)





すべてをみとどけたそのあとに     12/26 12:30

充分に、充分過ぎるほどに満足させていただきました。
改めて、この作品に関わった皆様方に御礼を。

少しだけ気になったのは、シャイマールの事についてなのですけれども。
アニメでも、ノベライズでもシャイマールは破壊の化身として書かれていましたので、
そこ止まりで終わってしまっているのが、ちょっと。
・・・でも、ここまでしていただいて何かを言うのも、贅沢ですけれども。


何とか補完してみたら、一部だけが出てきた8話の「器」と「魂の残滓」、
エリスとして転生した「力と攻撃の意思」、
裏界帝国を作り上げてその最上位に君臨した「意思ある魂」が、
それぞれ別に存在しているのかな、という形になりました。

「力と攻撃の意思」という単純なものであったために、
ゲイザーが操る事も出来たのかな、と。


・・・あ、まだ「魂」が残っているという考えなら、転生者PCを作っても大丈夫ですよね?


最終回について書くのは、テレ玉が終わってからになりますね。

11月分の第5話から第8話は11月分の日記に格納しましたですよー。





ものがたりのおわりまで     12/26 01:30

あと30分です。
例えアニメ化がどんな形になったとしても
最後までついていく気ではありましたけれども、
ここまで素晴らしいアニメ化をして頂けるとは思っても見ませんでした。

本当に、スタッフの皆様方、声優の方々・・・他、この作品に関わった皆様には感謝しています。


・・・では。
物語の最後を見届けに、行って参りますですよ。





なんとか     12/26 00:30

12話の感想、最終回の放送までに間に合いましたですよ・・・っ。
やっぱり、終わらせてから最終回を見たいですから。





いちにち、またいちにちとすぎて     12/24

年賀状の絵を未だに描けていません、どうしましょう(汗

年賀状を送るにあたって、喪中の方がいらっしゃるかどうかの
確認もしなければいけません。 ・・・やる事は、多いです。





ゆずゆ     12/23

冬至には柚子湯に入る、という風習があるのですけれども、
家の庭に柚子が生っているので、お店で買う必要はなかったりするのです。

・・・本当に、色々生えていますよね、わたしの家。

柚子湯をする意味は「融通が利きますように」という願いを
「柚子」の言葉に掛けたものらしいです。





ナイトウィザード The ANIMATION -12-     12/23

「心配は要らないさ・・・今度生まれてくる子供達は、皆素直でいい子ばかりになるからね?」

それは幼い頃の、ある雪の日の記憶。
赤羽くれはの大切な記憶。

大切だから、柊を死なせるわけには行かない。
柊を死なせるわけには行かないから、世界を滅ぼさせるわけには行かない。
そのために自分がする行動が、例え柊を敵に回す事でも。

ナイトウィザード The ANIMATION第12話、「さよなら」。

学校へ辿り着き、かつて慈愛の宝玉を手に入れた―――
「志宝エリス」が「ウィザード」、そして「裏界」、「エミュレイター」と
関わる事になったその場所に立っていたのは、くれは。

エリスを新入部員として歓迎してくれたくれは。
自分の意識しないままにふらふらと歩くエリスを、追いかけたくれは。
キマイラに襲われるも、エリスが初めて見る「魔法」の力を用いて
自分を守ってくれたくれは。
その後柊が現れ、キマイラを倒し、連れて来られた宮殿で「世界の守護者」と名乗る少女に
自分が「世界を救う鍵」と言われ―――

そして、今。

自分が「世界を滅ぼす存在」だと言われ、守ってくれた優しい先輩は
自分の前に立ち塞がっていて・・・。
今となっては、全てが逆転してしまっています。

希望と期待に溢れていた転入時の心は絶望だらけになり、
一つの宝玉も嵌っていなかったアインソフオウルには全ての宝玉が嵌り、
「世界を救う鍵」から「世界を滅ぼす存在」へと立ち位置が変わり。

そして、立ち塞がるくれはから掛けられた言葉は、
自分が「存在するだけで世界を滅ぼす存在」である事の再認識でした。

柊にくれはを攻撃する事を求めるキリヒト。
シャイマールの覚醒を抑えるという意思を示すエリス。
そして、くれはにここで戦う意味はないと説得を続ける柊。

くれはは柊に、エリスを守るという意思を示すために本気で戦う事を求め・・・、
柊は月衣からから魔剣を抜き・・・しかし、その刃をくれはに向けて振り下ろす事はなく、
自分に対する攻撃への無抵抗を示すために、魔剣を大地に突き刺します。
灯の時とは違うその行動は、相手を―――くれはを、本当に信頼しているが故のもの。

その行動にくれはは毒気を抜かれ、思い詰めていたものもどこかへ飛んで行ってしまい、
攻撃するために向けていた破魔弓を月衣に納めました。
その行動に柊は笑みを返し、エリスは戦う事なく済んでよかったと安堵します。


・・・その裏側で、魔王と世界の守護者が同席するという、
間違っても和やかとは言えない茶会がアンゼロット宮殿で開かれていました。

アンゼロット宮殿を襲撃したベルとリオンは、アンゼロット様に対して問答を繰り返します。

調べた限りでは、七徳の宝玉はシャイマールの力を七つの美徳で封じたものであり、
全てが揃った時宿命を取り戻す―――シャイマールとして目覚めることになる。

では、そんな七徳の宝玉を集めるように言ったのは誰か?
七徳の宝玉がシャイマール復活の鍵だと、本当に誰も知らなかったのか?
七徳の宝玉を以って裏界の門を開くことが出来る、そう言ったのは誰か?

アンゼロットにその情報を与えた、更なる高位存在である「彼」は、
そのような間違いなど犯す訳がない、知り得ぬ事はない―――では

宝玉の真の姿を知っている「彼」は、意図的にシャイマールを甦らせようとしたのではないか?

そう言って、ベルはアンゼロット様に返す言葉を求めます。
それに対してアンゼロット様は、「彼」が志宝エリスを殺すよう命令したと返しますが、
今現在エリスがまだ生きているのも、事実です。

そこで浮かび上がる、大きな疑問が一つ。
ロンギヌス他多くのウィザードに狙われながら、志宝エリスは何故未だ生きているのでしょうか?

柊連司ひとりで・・・それに、たとえ数人の護衛が居たとしても、
到底守りきれる状況ではないというのに。



柊・エリスと和解したくれはは携帯を取り出し、当座の計画を立てるために自宅へと電話を掛けます。
事態は何ひとつ解決してはいませんけれども、少しでも皆が希望を持つ事が出来た、その時。

駄目だよ、と柊にもくれはにも、エリスにも意味の分からない言葉を語りながら、
キリヒトはくれはへと近付き―――


その手に生み出した魔力刃を以って、くれはの身体を貫きました。


それを終えた後、今日は最高の誕生日だね、とキリヒトはエリスへと優しく語りかけます。
彼が知るはずのない「おじさま」の手紙と同じ言葉を、笑顔で諳んじて。



絶望的な状況の中、多くの追っ手を強大な力を以って易々と退け、
エリスを・・・世界を滅ぼす破壊神シャイマールを生かし続けるために守っていたのは、誰か?

それこそが、「彼」・・・ザ・ゲイザーだと、ベルは確信を持って己の推測を語りました。



「本当にこの世界は、予想外の事ばかり起こる―――」

エイミーの策謀を打ち壊すために柊と組み、その時に漏らした言葉は、
キリヒトが―――"大いなる観察者"ザ・ゲイザーがこの世界に対して抱いていた思い。

長き時、世界を見続けてきた観察者はこの世界に絶望し、滅ぼす事を選択しました。
高位存在として直接に干渉する事は許されないために、
間接的に干渉する手段として作り出したのが、志宝エリス・・・
ありとあらゆるものを滅ぼすシャイマールを押し込めた入れ物にして、破滅のトリガー。


自らを「おじさま」だと明かしたキリヒトは、柊の怒りの一撃すらも意に介さず
邪魔だと言わんばかりに柊に攻撃を続け、握っていた魔剣を弾き飛ばし、
エリスに関わったが故に柊は傷付き、くれはは死に、ありとあらゆるものが不幸になると
最後の拠り所も失ったエリスを折り続け、心を抉り続け、絶望させて・・・。

支えにしていたものを失い、ただ絶望だけで埋め尽くされたエリスの心は
もはや内に暴れる力を抑える事もできず・・・。
漏れ出た力はアインソフオウルを動かし、その形を歪めながらエリスを取り込み・・・
最悪の破壊神、シャイマールとして形を成しました。


救いのないこの世界を壊して、全て作り直す―――

それがアンゼロットを便利な操り人形として躍らせたキリヒトの・・・
世界を滅ぼす存在を見ながら笑うゲイザーの、願い。

その願いのために作られたエリスは、破壊神の身体で作られた鳥篭の中、己の存在を悔いて・・・。

―――次回、最終回・・・「ハッピー・バースデイ」。


3月14日・・・エリスの誕生日として記憶に設定されていたそれは、
ゲイザーが予定するシャイマール復活の日取り、ということで良い・・・のでしょうか?
まだ、何かありそうな気がしますけれども・・・。

エリスの命を守るために、そして今この時まで生かし続けるために、
おはようからおやすみまでいえなんでもないです見守り続けたキリヒト―――ゲイザー。
「こちら」では、ゲイザーが事を起こした動機がちょっと弱いかな、と思います。
アニメの「全13話」の範囲で抱えられる限りの設定を詰め込むようにすると、
説明できない部分は全て省かざるを得ないために、設定を切る事になり、
ゲイザーは「守護者の上の高位存在」で終わってしまうのですよね。

シャイマールの攻撃がちょっと弱い理由について、
まだエリスの自我が残っているからとか、蛹の状態であり漏れ出す程度の力しか使えないからとか
色々理由を考えて説明する事は出来ますけれども・・・メタなことを言いますと、
世界を滅ぼしかねない力を迂闊に振るうと街や大陸が消えてしまうために、
脚本的に悩みどころなので破壊を抑えているのかな、と。
・・・その、秋葉原がいきなり完全消滅したら後をどうしたらいいのでしょう、ということなのですけれども。
深夜で人のいない輝明学園は修復すればいいですけれども、
土星の輪を削り取ったように街ひとつ、大陸ひとつが消えたら色々大変ですし・・・。
宇宙なら、その辺りはどうにかなるのですけれども。衛星の一つや二つくらいなら、
世界魔術協会やコスモガード連盟が何とか説明してくれますし。

全13話・・・残りは、あと一回です。
第1話に出てきた建造物のうち、屋上の社は壊され、伝説の樹は焼き払われ、
唯一描写がなかったのは謎の電波塔。・・・残ったのが謎の電波塔なのはどうかとも思いますけれども。
ここしばらく柊は<<魔器解放>>を使っていませんので、最後ではしっかりと
決め技として用いてくれると信じているのですよ。

*今回の使用魔法・使用特殊能力
<<スピットレイ>>
<<???>>(キリヒト/ゲイザー)





つづきをつくるというのは     12/22

書けなかった事、書き残した事があるものならまだ良いのです。
作った方が心残りを感じているのですから。



「テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士」が正式に発表されたのですけれども。
・・・FF4外伝とか、TOS外伝とか、蛇足にしか思えないのですよ?
シンフォニアはファンタジアの裏の物語という事で、充分な出来でしたのに・・・。


・・・というか、前にもこういうことをしましたよね、ナムコさん。





さかいをこえてからのでんわ     12/21

20歳の誕生日を境に、この一ヶ月くらい妙にかかってくる電話が多くなりましたですよ。
たぶん、どれもセールスとか詐欺とかそういうものだと思うのですけれども・・・。

何度も断っているのに、何度も同じひと・同じ会社が電話をかけて宣伝してくるというのも
結構嫌です・・・。あの、何度断ればよいのでしょうか・・・?
これでは、本当に用のあるひとからの電話の妨げになってしまいますよ・・・。



***

逮捕で、ストライク男とか原付おばさんとか子供達とか、
懐かしいキャラが沢山出てきました。・・・本当に懐かしいのですよ。





ひぐらしそのさん     12/18

「ひぐらしのなく頃に」第三期が決定したそうなのですけれども。
(テレ玉は休止してしまったので、見た方からの伝聞です。)




・・・一期で鬼殺し、綿流し、崇殺し、暇潰し、目明し、罪滅し、
二期で伏線回収の厄醒し、皆殺し、祭囃しとやったのですけれども、


全てが終わった上で、三期は何をするのでしょうか・・・?むー・・・?





のびーる     12/18

長いですよっ!ナイトウィザードの感想がっ!

・・・でも書きたいことが結構あるのです、うぅぅ・・・。
そんなこんなで、10月分の第1話から第4話は10月分の日記に格納しましたですよー。





ナイトウィザード The ANIMATION -11-     12/16

「絶対、ここに・・・ここに―――居たんです・・・っ」

ナイトウィザード The ANIMATION 第11話「記憶の欠片」 〜幻想に、舞う〜 です。

・・・3月12日の夜、もしくは3月13日の早朝。
シャイマールと呼ばれ、世界を滅ぼす危険な存在として追われる様になったエリスは、
電車に揺られながら柊と共にある場所へと向かっていました。
自分の一番大切な思い出の場所であり、また「おじさま」の行方を知るかもしれない人が居る、
自分の出た孤児院へ。

電車から降り、交通機関を乗り継いで、エリスは自分の故郷へと帰ってきました。
町並みは変わらず、記憶を辿って着いた思い出の孤児院も変わらず。
到着した孤児院でエリスは柊に、大きな木の幹に刻まれているものを見せます。
・・・それは、思い出の証。ここを出る時に「自分達がここに居た」という証である、
幹に刻まれたいくつかの名前でした。勿論、エリスの名前もそこにはあります。

・・・と、そんな風に思い出の場所でいちゃいちゃげふんげふんを懐かしむエリスの前に、
修道女の格好をした一人の女性が現れます。
それはエリスの恩師であり、エリスの親であった孤児院の先生でした。
久しぶりに会った先生に「おじさま」の居る場所についてエリスは聞きますが、
芳しい答えを得ることはできませんでした。
それを聞いて落ち込むエリスを見て、先生は何かあると感じて、今日はここに泊まるように、と言いました。
悩んでいるエリスの話を少しでも聞いてあげることが出来るように、
また「おじさま」の使いが現れるかもしれないからここで待っていたほうが良いかもしれない、という考えともに。

そんな風に何かを話し込んでいる先生とエリス(+柊)を、扉の隙間から覗く影。
その影の正体は、エリスがこの場所で共に過ごした、「家族」とも呼べる子供達でした。
先生が入ってきていいと声をかけると、子供達はわっとエリスの周りに集まって、
エリスのことを「お姉ちゃん」と呼びながら会えた事を喜び、騒ぎました。

子供達と・・・「家族」と一緒にマドレーヌを焼いて、遊んで、柊の事をからかわれて、
一緒に写真に映っている思い出のアルバムを見て。

自分が追われている事を忘れられるくらいに、それはエリスにとって幸せな時間でした。


・・・でも、
その時間は唐突に、あっけないくらいに簡単に、そして悪夢と言ってもいい形で終わりを告げました。


昼寝の時間のために先生に呼ばれ、ベッドに入る子供達。
彼らは「お姉ちゃん」がまだ帰らないかと先生に聞いて、


何時の間にか、何処からか現れた「おじさま」の象徴である白薔薇を胸につけ歩く影は、
ぎしりぎしりと音を立てながら歩いていた孤児院の廊下で不意に立ち止まり、


ここに泊まっていくのだと答えた先生の言葉に喜んで、


杖を持つ腕を高く上げ、


エリスは再びアルバムを見ながら、柊に思い出を語り、


高く上げ、


思い出を語りながら恥ずかしくなって。


―――杖の先で、カン、と廊下の板を叩きました。


・・・その瞬間、
子供達の記憶からエリスが消え、
先生の記憶からエリスが消え、
アルバムの写真からエリスが消えました。・・・まるで、最初から居なかったように。


自分の映っていない写真を見たエリスは、今まで見たページを見返して自分を探します。
けれども、そこにも記憶にあるはずの自分の姿はなくて。

どこにも。どこにも。前にページをめくっても、後ろにページをめくっても、さっき見た写真をもう一度見ても。
子供達の隣にも、先生の隣にも、映っていたはずのエリスの姿はどこにもなく。
木陰にエリスが一人居た写真は、ただの風景写真へと変わり・・・。
自分の目が見たその光景が信じられず、エリスは部屋を飛び出し、庭へと向かいます。
自分の記憶が確かなら、確かに名前を刻んだ、思い出の樹の下へ。

・・・ですが、そこにも刻んだはずの名前はなく。
エリスの名前があったはずの場所には、ただ無傷の幹の部分がありました。

エリスを追いかけた柊はそんなエリスの姿を見ますが、かける言葉は無く。
・・・そこに、なにやら騒がしいのを聞いたからか、先生が姿を現します。
その先生に向けてエリスは恐れを振り払うために声をかけます・・・が、
先生も、後から現れた子供達も、誰一人エリスのことを覚えて
―――いいえ、エリスのことを知っていませんでした。

それでも思い出してもらおうとエリスが自分の名前を告げると、
先生はエリスを―――見知らぬ少女を気味悪げに見ながら、
エリスが予想もしなかったことを口にしました。


―――エリスちゃんは、5歳の時に事故で亡くなりました―――


その言葉は、エリスを絶望の淵に叩き込むとどめには充分で。
耐えられなくなったエリスは、孤児院から飛び出し、走り去りました。


「志宝エリス」は、何者かによって作られた存在―――
偽りの記憶と、偽りの過去を存在の根幹として偽りの生を与えられた、
ただシャイマールの器として、恐らくは柊達と出会うほんの数日前に無から作られた存在。

残酷な真実を知って震える哀れな、けれど同時に滑稽過ぎる人形劇の人形を、
手鏡を通して見つめながらベルとリオンはエリスの正体をそう推測しました。

存在を見失わせる事で心を磨り減らせて、挫く一歩手前まで持っていき、
今となってはエリスの唯一の拠り所だろう「柊達との記憶」を挫く事で、
シャイマールの復活を完了させる・・・。それが、柊達を、ウィザードを、アンゼロット様を、
そして裏界の魔王をも巻き込んで躍らせた、悪趣味な黒幕の計画。
その黒幕を探すため、そして引っ張り出すためにベルとリオンは一路、ある場所へと向かいます。


・・・一方。ショックを受けて走り去り、橋に辿り着いたエリスは
「おじさま」からの手紙があることを確かめ、
そしてそれを支えに自分の記憶を思い出そうとします。
・・・しかし、その自分の記憶すらもあやふやになって。
覚えている思い出に居た筈の人間が思い出せなくて。
そして―――自分を失う事を恐れるエリスと、それを支えている柊の前に一人の追っ手が現れます。

共に戦った仲間であり、クラスメイトで、ウィザードで、友達であった、緋室灯が。

ベルとリオンが推測したのと殆ど変わらない事実を語り、エリスを追い詰める灯。
崩壊しつつあるエリスを救うために、シャイマールの覚醒を止めるために、
そして他に方法が無く、そうするしかないのなら、とガンナーズブルームを月衣から取り出し、
エリスを守るために魔剣を抜いた柊と、仲間同士の戦闘を始めます。

両者とも戦闘能力の底上げを図るためにプラーナを解放し、
灯がガンナーズブルームから撃ち放った弾丸を柊が魔剣で受けきり、
二発目を放とうとしているガンナーズブルームの砲身を魔剣で叩き下げ、

ガンナーズブルームの弾丸で起こった土煙に紛れて斬りかかる柊を、灯は<<幻想舞踏>>で躱し、
避ける流れの中で弾丸を装填、そのまま柊の真上から打ち込まれる三発目を、
柊は魔剣を地面に突き刺し、それを支えに宙へと身を躍らせて砲身を横から蹴る事で強引に火線を逸らし。

どちらも多くの修羅場を潜り抜けた戦闘巧者であり、ですがそれ故に易々と決着はつかず。
この決着をつけるために本気でやり合うことを求める灯に対して、
柊はガンナーズブルームの銃口に魔剣を押し付ける事で答えを返します。
お前のガンナーズブルームと俺の魔剣、どちらが勝つか勝負だ、と。

零距離で受けた弾丸は光と爆発を巻き起こし、その中で宙に浮いた柊の鞄に・・・
鞄についていたスケート靴のストラップに灯は一瞬気を取られ、
そこに柊が肉迫し、ガンナーズブルームの砲身を斜めに斬り戦闘能力を奪う事で決着はつき、
灯・柊どちらにも死傷なく戦いは終わりました。

守りたい人のため・・・命のため、世界を守るために戦った灯を見送り、合流したキリヒトと共に
今となってはエリスの存在の唯一の拠り所である学校に行く事になります。

・・・同刻、アンゼロット宮殿にて。
灯の報告を聞いたアンゼロット様は灯の甘さを否定し、次の策を・・・といったところで、
ベルとリオンの魔王二人組にとても易々と侵入され、何の因果か話し合いをする事になりました。

既に夜深くなった頃、学校に着いた柊達は、以前に慈愛の宝玉を見つけた場所・・・
伝説の樹と呼ばれていた場所で、不意に<<ヴォーテックス>>による襲撃を受けます。
・・・確実にエリスを狙った、漆黒の一撃を。

夜の暗い樹の影から出てきたのは、赤羽くれは。
誰よりも柊がよく知る・・・そして、誰よりも敵対したくない存在。


―――次回、「さよなら」。


ベルとリオンが語っていた「黒幕」ですけれども、どう考えてもゲイザー以外の人が見当たらないです・・・。
ゲイザーは人ではなく、神なのですけれども。

既に亡くなっている「志宝エリス」の名前と途中までの記憶を借りて、
16歳までの記憶を齟齬なく埋めて。
エリスの存在を支えるために偽りの過去を作り、
ズレを生じさせないために必要と思われる人間の記憶を弄り。
そして、今この時に積んだ全てを消し去り、エリスの心を磨り減らす・・・。
それらが全て、シャイマールを復活させるための策でした。
目標となる誕生日が存在しないエリスは、
では何故「3月14日」という誕生日を与えられたのでしょう?
それが本来の「志宝エリス」の誕生日だったとか、
世界を滅ぼすシャイマールの「誕生日」という考えも出来ますけれども。

夢の世界でのエリスの空虚さ・・・統一されすぎた世界は、エリスがつい最近に作られた、
人間としての過去が貼り付けられた程度のものでしかないという理由でしょうか。
あしながおじさんとお菓子、テディベアで構成された世界はちょっと変かなとは思いましたけれども、
こういうことだったのでしょうか・・・?

次回に戦うのは、くれは。
アンゼロット様が柊を揺るがせる為に送ったのか、くれはが自分で行ったのかは分かりませんけれども、
柊を死なせたくないためにくれはがエリスを守る柊と戦うというのは、嫌な筋書きですよぅ・・・。

*今回の使用魔法・使用特殊能力
<<ガン・フー>>
<<幻想舞踏>>
<<ヴォーテックス>>





つなわたり     12/13

いくつか単位が危ないかもしれません。
・・・や、いつもの事なのですけれども。


また綱渡り頼りになる・・・のかな?





そろそろとしのせです。     12/10

12月も、すでに10日となりました。
そろそろ期末のためのレポート課題が多く出される頃でしょうか?


去年・・・や、今年ですけれども、
そのときみたいにレポートを無理をしてやるようなことにならなければいいな、と。

・・・すべて、わたし次第ですけれども。


***

Tricksterのメインキャラが、ようやっと最初の転職をしました。
LV60まで上げるのに2年かかるってどんなですか、遅いですよっΣ





ナイトウィザード The ANIMATION -10-     12/9

「全力を挙げてシャイマールを捕獲、抹殺せよ・・・邪魔する者も同様です、
何があろうとも、あれを生かしておくことはなりません―――!」

世界のために、世界を滅ぼしかねない仲間を殺すか、
世界を滅ぼしかねない仲間の命を救うために、世界を危険に曝すか。

視界に浮かんで見える一枚の板は、どちらか片方しか乗せられそうになくて。

ナイトウィザード The ANIMATION第10話「破壊神」 〜カルネアデスの板〜 です。

土星での宝玉争奪、そして予期しなかった最悪の事態の発生。
真紅に染まった七徳の宝玉、そしてそれを機としたようにエリスから吹き荒れた強大な魔力。
七徳の宝玉を以って裏界への逆侵攻を行うはずの計画は、
それ以上の問題によって根底から瓦解しました。

志宝エリスは、最悪の破壊神<<皇帝>>シャイマールの転生体―――

吹き荒れた魔力の嵐、そして衛星を両断した紅い収束光は、
アンゼロット様率いるロンギヌス部隊、ベール=ゼファー率いるエミュレイターと魔王の裏界軍、
その双方に大きな打撃を与えました。

多くの戦力を投入し、多くのウィザードが命を失い・・・宝玉の争奪を続けた、
その結果がシャイマールの復活という最悪すぎる事態。

その原因であるエリスを隔離したという事に対して、未だ知らない柊達はアンゼロット様に説明を求めました。
・・・そして語られたのは、志宝エリスがシャイマールの転生体であるという、事実。

シャイマール覚醒の鍵と思われる宝玉も、アインソフオウルもエリスから離す事は出来ず、
何時、何の拍子に・・・例え何でもない些細な会話だとしても、エリスに揺らぎを与え、
それをきっかけとして世界を滅ぼす存在に堕ちるかも分からない、
それ故にエリスを柊達と会わせる事は出来ないと、アンゼロット様は言いました。

アンゼロット様もベルも、この事態を予測してはいなくて。
理解に逆侵攻をかけられるだけの能力を持った魔道具だと、その位の認識だったのでしょうか。

アンゼロット宮殿の奥で今までと同じように、ですが最悪の事態が起きた今は疑問を持ちながら、
アンゼロット様はゲイザーに指示を仰ぎ、疑問をぶつけました。
・・・しかし、帰ってきたのは「そなたが為すべき事を考えよ」という一言。
世界の守護者として為すべき事―――世界に害を及ぼす者の抹殺、若しくは消滅です。

そして、ひとり隔離室に軟禁されているエリスの元へ、抹殺するための人員が送られました。

かつての戦いで世界も、仲間も守る事を決めたナイトメアとマユリを立会いとして、
エリスの意識を魔法で落とし、アインソフオウル・・・シャイマールの防護を封じて、
その上で高威力の魔法攻撃を以って、志宝エリス=シャイマールを抹殺する。
柊達が知ったときには、全ては終わった事・・・そう、なるはずでした。

ロンギヌス隊員に抹殺のための槍を向けられている、
意識を失ったはずのエリスがゆらりと、右目に紅い光を宿して起き上がるまでは。


腕から外れて分離したアインソフオウルはエリスを取り囲み、
紅い光を放ちながら周囲の人間を弾き飛ばしました。本来のエリスの意思とは、無関係に。
シャイマールを・・・今はエリスである己を害する敵を弾き飛ばして。

力を振るった後、エリスは意識を取り戻し・・・見たのは、振るわれた力によって傷付き、
倒れているロンギヌスとナイトメア、マユリの姿でした。
自分が起こした事にエリスは恐れ、部屋から飛び出しますが、巡回していたロンギヌスに
姿を見つけられ、追われる事になりました。
・・・既にエリス=シャイマールは世界の敵であり、滅ぼすべき存在だから、です。

エリスの逃走は宮殿中に知れ渡り、それを柊達も聞く事になります。
大を生かすために小を殺す事は出来ない、世界のためにエリスが殺されなければいけないなんてことはないと、
柊は仲間を守るために飛び出しますが、灯とくれはは迷いを持ったまま動く事が出来ず。
・・・そこに、アンゼロット様が問いかけます。これからの事について。

一方、ロンギヌスに追われるエリスは道を失い追い詰められ、攻撃を受けてしまいます。
しかし、そこに唐突に現れたのはキリヒト。ロンギヌスでもない彼がどうしてここにいるのかは不明ですけれども、
彼はロンギヌスの前に、エリスを守るために立ちはだかりました。

その逃走の途中に柊は遭遇し、自分が死ななければならないという事態に苦しみ、 死んだ方がいいと言い始めるエリスを柊は諭します。

アンゼロット宮殿から離れ、地上に降りた柊・エリス・キリヒトは、かつて自分達が暮らしていた場所である
エリスのマンションへと向かい、「あしながおじさん」の本と「おじさま」から手紙を回収しました。
今までの幸せな時間を思い出しながらも・・・それだけが、私がここにいていいものだと言って。
そんなエリスを見て、柊は「おじさま」に会いに行って助けてもらえばいいと提案し、キリヒトも同意し、
おじさまへと辿り着くために、エリスの居た孤児院へと向かう事になりました。


・・・ですが、追われている状況で物事が順調に行く訳はなく。

追ってきたのは、ロンギヌスと―――緋室灯。

数時間、数日前まで肩を並べてた戦った者に・・・仲間に、守りたいもの、守らなければならないもののために
砲弾を撃ち放ち、魔剣を振るう最悪のショウの開幕は、近く。

―――次回、幻想を舞い踊る少女と、幻想かもしれない記憶の欠片。


エリスがシャイマールの転生体であるということは、
アンゼロット様も、ベルも知らなかったということみたいです。
ベルとリオンがこの事態の発生理由について考えていたところでの一言、
・・・もしくは、意図的に誤った情報を与えられていたか、ということについてですけれども。
アンゼロット様に七徳の宝玉の情報をを与え、集めるように言ったのは、他ならぬゲイザーです。
シャイマールと七徳の宝玉の関係を知っているのなら、この事態は
ゲイザーが世界を滅ぼすためにアンゼロット様に与え実行させた計画、という事になります。
・・・世界を滅ぼした後、何をするのかはまだ分かりませんけれども。

そして、エリスを助けるために現れたキリヒト。
あの状況で現れるのは、まさにそうなる事を知っていたから、ということではないでしょうか?
ゲイザーとして指示を与え、キリヒトとして危機の中でまだ死なないようにエリスを守る・・・。
ゲイザー=キリヒトと考えますと、キリヒトの台詞一つ一つに裏があるような気がします・・・。
魔法陣も、キリヒトの描くものはウィザードのものでも裏界のものでもない、かなり特殊なものですし。

エリスが「盾」を使わなかったのは、使えないという可能性もありますけれども、
アインソフオウルの力を振るう事が恐ろしかったから、でしょうか。
無限光と000の意味を持つアインソフオウルは、
今考えますとこの上なくぴったりですよね・・・。

・・・ところでアンゼロット様、メガラニカをちゃんと調査しなかったのでしょうか?壁画とか。

*今回の使用魔法・使用特殊能力
<<キュア・ウォーター>>





ねあげとがくえんめいきゅう     12/4

いつものように大学の生協にお昼のパンを買いに行ったら、
10円値上げをしていました。みょー。




ナイトウィザード The 2ndEditionソースブック
「スクールメイズ」を買ってきましたー。

・・・これがあるかないかで、PCの戦闘能力がだいぶ変わりそうな
詰め込みっぷりなのですね・・・。





ナイトウィザード The ANIMATION -09-     12/2

「全てを滅ぼす、私の光―――」

最後に残ったのは希望か、最後にそれが残された事が希望か。

ナイトウィザード The ANIMATION第9話「パンドラの匣」 〜ベル対アンゼロット〜 です。

慈愛、賢明、剛毅、信頼、節制、正義の6つの宝玉を集め、残ったのは希望の宝玉唯一つ。
強大な力を持つ魔道具「七徳の宝玉」を集めて裏界に逆侵攻作戦をかける、というアンゼロット様の策は
ほぼ終わりのところまで来ています。

七徳の宝玉の収集、そしてそれを用いての裏界への逆侵攻。
その案を与えたのは、世界の守護者であるアンゼロット様の仕える神―ゲイザー。
全ては予定通りに・・・ゲイザーの予定するプランの通りに進んでいました。


―――正義の宝玉を手に入れてから、数日後のある夜。
夜のベランダでエリスは、おじさまからの手紙を手に物思いに耽っていました。

七徳の宝玉、自分の<<箒>>アインソフオウル、
そして・・・強力な魔王すら易々と貫いた、自分の振るった「正義の刃」。

それらの事実も、これから起こるであろう事も、どちらも不安だと思う最中。
ゆらりと視界は揺れて、左目は痛み、蒼く輝き―――見えたのは、「丸い蛍光灯のような場所」。
・・・そこに、最後の宝玉があるということみたいです。

学校に行く道すがら、いつものようにアンゼロット様に協力・・・といいますか、
強制的な任務への参加を「お願い」される柊達。・・・また、学校に行けないのですね、柊。

そんなこんなで連れて来られた柊達は、アンゼロット宮殿にてマユリ・ナイトメアとの再会を果たします。
そして、必要なメンバー―柊、くれは、灯、エリス、マユリ、ナイトメア―の全員が揃ったところで、
アンゼロット様は今回の任務、希望の宝玉の探索について話し始めました。

希望の宝玉のある位置は、丸い蛍光灯のような場所―――土星のリングの、何処か。
土星のリングと単純に言っても、その距離や面積は遥かに大きいために探索は困難を極めます。
エリスの宝玉探索能力によって宝玉を見つけた後、すぐに裏界への逆侵攻作戦を開始する・・・。
これが、アンゼロット様の計画です。
・・・でも、その前にちょっと待って下さいな。
地球と土星は、12億〜13億5千万kmくらい離れているのです。
一体どうやって行くのでしょうか・・・?

はーい、マジックでーす。カーテンを開けたら土星が見えますよー?
・・・ってちょっと待って、待って下さいなっ!?
宮殿が宇宙をものすごい速度で飛んでたのですかっ!?というか、戦艦っ!?

・・・ぜ、前半で驚いていたらきりがないですよね。戻します。
希望の宝玉の入手と裏界への侵攻、そして作戦における各自の役割分担―――
そこまで打ち合わせかけたところで、突如アンゼロット宮殿艦隊の後ろに紅い月が現れました。
紅い月が示すのは、エミュレイターや魔王といった裏界の存在の出現・・・
この場合は、希望の宝玉入手の妨害、です。

千、万の単位の数のデーモンを従え、その中心で不敵に笑うのは・・・・・・魔王。

"蝿の女王"ベール=ゼファー。
"秘密侯爵"リオン=グンタ。
"荒廃の魔王"アゼル=イヴリス。
"ちょーこー東方王国の王女"パール=クール。
"詐術長官"カミーユ=カイムン。
"女侯爵"モーリー=グレイ。
"海の魔女王"フォルネー=ルシウス。
"狩人"レライキア=バル。
"魔龍"ブンブン=ヌー。

何れも裏界の名だたる魔王であり、並のウィザードならば雲霞の如く集まろうとも
悠々と殲滅できる実力の持ち主です。

状況が変わった事により、作戦の変更を余儀なくされ・・・それぞれに分かれる事になります。
敵の侵攻を防ぐ者と、その間に宝玉を探す者に。

護衛艦に乗せてきた多くのウィザード達は、灯・マユリ・ナイトメアと共に魔王との戦闘を始めました。
七徳の宝玉の力を以ってこの世界を救う計画を、成就させるために。

・・・ですが、相手は魔王。
前線で戦うアンゼロット様の部下のロンギヌス部隊をうわーだめだー状態にげふんげふん
存在するための力「プラーナ」を奪い消滅させ、光で灼き、殲滅し・・・。
とどめとばかりに戦場に飛び込んだベル・・・ベール=ゼファーの攻撃により、防衛線は突破されてしまいました。
貧相な壁ずどん、ガッデムってどんなやり取りですか?

「護衛艦『かわたな』、撃沈!」


・・・あれ?え、えーと・・・か、かわたな様?かわたな様が撃沈されたのですかっ!?かわたな様ーっ!?

車型中型箒を操縦(無免許、って無くても動かしていいのですよ箒は多分)し、
宝玉を探す柊、くれは、エリス。・・・ですが、宝玉の存在を探知した次の瞬間、
希望の宝玉はベール=ゼファーに奪われてしまいます。リオンの携える書の、記述通りに。

希望の宝玉を取り返すため、ベルと戦う柊、くれは。しかし、相手の実力故に奪う事は当然容易ではなく。
変化のない状態を破る一手を放ったのは、ガンナーズブルームで灯が放った炸裂弾でした。
宝玉の光を頼りに<<死神13>>で遠距離に照準を定め撃ち込む、荒業以外の何でもない一手。

炸裂弾の破片に腕を打たれ、ベルの手から零れ落ちた希望の宝玉を柊が奪い取り、エリスの方へと投げました。

それにエリスは、手を、伸ばし―――




ウィザード達が、これで戦いが終わり、世界が救われるのも遠くはないと思った、その瞬間、





全ての宝玉は、内側から染み出した赤によって真紅に染まり、
エリスの右目は、左目とは真逆に毒々しい赤色に輝き、


突如発生した桁違いの魔力は、真紅の輝きと共に土星の輪を抉り取りました。
発生源は―――志宝、エリス。




禍々しいという以外に形容しようのない真紅の輝きの中、
右目に紅、左目に蒼の色を宿し、7枚の箒の欠片全てを繋げて羽根として展開する、エリス。
その顔からは、感情を一切感じられず、無表情のまま。

異変を感じた柊はエリスの元へと飛び込みますが、その柊を狙い、
アインソフオウルは収束された魔力光を放ち・・・その射線上にあった衛星を両断しました。

収束光の余波によって傷を負いながらもエリスの元へ柊は辿り着き、
かけられた柊の声を聞いて、エリスは自分を取り戻し・・・
そして、自分が傷を負わせた柊の姿を、破壊された周囲を目の当たりにしました。


エリスがたった今振るった力を、かつて持っていた者の名は、シャイマール。
志宝エリスは、シャイマールに関連する存在。
破壊神と呼ばれたものと同質の力を振るう、危険な存在。


たった一人しか救えない、小さな板切れ。

片方がそれに掴まり命を救われようとするために、もう一方を切り捨てる。


―――次回、「カルネアデスの板」。

今回、9人もの魔王がアニメに出演しました。アゼルはちょっと無理かな、と思ったのですけれども。
その予想を軽々と飛び越えて出ちゃいましたね。

ちょーこーさまパールが素直にベルに協力するというのは、ちょっと変ですよねぇ・・・。
普段、パールはベルを目の敵にしていますから。
・・・いろいろ、裏取引とか、口車に乗せられたとか、あったのでしょうか?

今回のベルの衣装は・・・黒き星の皇子の、あの服・・・でしょうか?
でも、ちょっとデザインが違うような気もしますし・・・むー。

・・・リオンの書がちょっと万能すぎる気がします。
もともとは秘密が記されているだけのものでしたのに、未来まで知る預言書になっているのは・・・?
書の予言が外れたのは、希望の宝玉、シャイマール、キリヒト・・・どれが原因なのでしょうか?

ナイトメアに抱きかかえられる形で、人狼サンプルPCの子がアニメに登場しましたよー。
・・・・・・ものすごく懐かしいです。

あかりんが使っていた「ロングレンジブルーム」は、
ガンナーズブルームに追加装甲を取り付けたような、大型の射撃用箒でした。
超ロングレンジライフルとは、たぶん違うものですよね。

エリスがシャイマールの転生者である事が、今回の放送で確定しました。
危険な存在であるエリスを、アンゼロット様は世界のために容赦なく切り捨てる事を選ぶのでしょう。
その時に柊は、くれはは、灯は、マユリは、ナイトメアは・・・
そして、その事態の中心であるエリスは、どのように動くのでしょうか。



・・・と、予定では書くのはここまでだったのですけれども。

リオンの持っている秘密満載の書を読めそうだから解読してみようかな、と思い
解読したところ、予想通りに色々書いてありました。
・・・それで、ひょっとしたら他のものも読めるのではないかと思い
1話から全部見直してみたところ。

*リオンの秘密の書(ところどころ切れて読めなかったりするので、適当に埋めています)

まさか、そのような事があろうとは
そもそもベール・ゼファーが手にする事は決まっていても、
手に入れるとは誰も言ってはいない。
神のみぞ知るという事である。
ウィザード達の「希望の芽が潰される」という時に、
「負ける事は許されない」という気迫は一級品である。
未来永劫その宝玉の
持ち主が変わる事がないという訳ではない
それでは遅すぎると気付いた
・・・

4話でキリヒトが広域魔法を詠唱するとき、目の前に文字が浮かんでいました。
あれを裏返して、リオンの書と同じように読んでみたのですが・・・。

≪gazer≫

・・・え、あの、ゲイザーってそんなストレートなっ!?


つまりは、キリヒト=ゲイザー、ということですか?




これまで、エリスの存在について幾つか悩んでいた事がありました。
エリスはシャイマールの転生者であり、またエリスは宝玉を捜すことのできる特別な存在
―――宝玉の主とも呼ぶべき存在です。
ですが、それはエリスが「シャイマールの転生者=宝玉の主」という複雑な存在である事を示しています。
これについて以前、七徳の宝玉がシャイマールの欠片であるとか、シャイマールが転生の時に
「宝玉の主」に割り込んだのではないかとか、色々考えていましたけれども。

・・・ですが、キリヒト=ゲイザー、という仮定の上で話をするなら。
世界の守護者であるアンゼロット様よりも上位の存在であるゲイザーが関わっているのなら。

絶大な力を持ちながら、遥か昔に突然姿を消した<<皇帝>>シャイマール。
アニメでは未だ、七徳の宝玉がシャイマールのものであるのか、そうでないのかはわかりませんけれども。
シャイマールは既に封印されていて、その封印されたシャイマールから魂の殆どを奪い取り、
転生者として「志宝エリス」という少女を作り、普通の人間としてこの世界に生まれ出でさせた。
キリヒトがエリスを守るのは、七徳の宝玉が全て揃うまで、また完全なシャイマールを召喚するときまで
エリスに倒れてもらっては困るから。
では、その理由は何でしょうか?皇帝、裏界の支配者、最悪の破壊神とまで言われた
シャイマールを、もう一度この世界に現れさせる理由は・・・?

―――シャイマールの力を以って行う、この世界の破壊、消滅。

ゲイザーがアンゼロット様に、七徳の宝玉争奪について何も言わなかったのは、
それが「この世界の守護」に反する事だから、でしょうか。
理由は不明ですけれども、一度全てを破壊する事で「何か」をしたいから、
というのはたぶん確実だと思います。

第8話でエイミーが召喚したのは、ゲイザーによって魂の殆どを奪われた「シャイマールの一部」であり、
本来は「この世界」に呼び出せる様なものではなくて。
だから、キリヒトは「予想外」と、そう言っていたのではないかと。

それに、ゲイザーのような上位存在なら、月面でも夢の世界でも歪みの向こうでも、
簡単に行く事が出来ますよね・・・。

ですけど、この時点では全て推測に過ぎません。
この推測が合っているかどうかを確かめるには、これから先を見ることだけです。


今回はちょっと文字とか読んでみましたけれども・・・こんな風に文字を解読したのは何時以来でしょうか。
ローマ字でしたけれども。メルニクス語やアンノーン以来・・・でしょうか?
他にも色々解読してみると面白いのですねぇ・・・。

*今回の使用魔法・使用特殊能力
<<ディヴァインコロナ>>
<<ヴォーティカル・カノン>>
<<ディストーションブラスト>>
<<レインボウフィールド>>
<<マジックシェル>>
<<死神13>>





げーむざっしの     12/1

レビューって、どういう風に作っているのでしょうか?

そのですね、きのう発売のファミ通でちょっとだけ
moo様原画の召喚少女について触れられていたのですけれども。

「萌え系なのかRPGなのかわからない、中途半端」
「RPG部分が作り込み過ぎてなかなか進まない」
というようなことが書いてあったのですよ。




・・・悠久幻想曲とかデバイスレインをやっているなら、
そんなことは言わないはずですよ?
悠久幻想曲では、戦術を間違えればすぐに負けてしまいます。
デバイスレインではオーパスの回収のためにものすごい苦労しますし、
カレイドフェノムも数十数百の種類があったんですよ?

優しかったものなんて、エバーグリーンアベニューくらいです。
絵は萌え系とかでも中身はかなり作り込んであるのが普通なのですから、
レビューをするには随分合わない人を連れてきたなぁ、と。

・・・や、召喚少女とそれらは製作している人たちが違いますけれどもね。



でも、「RPG部分がいらない」というコメントは酷いと思いますよ?





…キオクの、窓際…


…星屑の庭園、入り口…