… D i a r y …





GA 12時間め     9/29

「鍋やるベー!」

今期での四コマWアニメのもう一本、GAもこれで最終回となります。
ノダちゃんが可愛かったりノダちゃんがフリーダムだったりほかにもいろいろありましたけれども(ぇ
残念ですけれども、今回で最終回なのですよー・・・。

ではー。 GA最終話「ヘクセン・ケッセル」です。


***
*ヘクセン・ケッセル*
ドイツ語で「魔女の大釜(もしくは大鍋)」という意味の言葉で、
また「大騒ぎ」「大混乱」などの比喩表現としての意味もあります。
つまりは闇鍋やるベー!

***

ではでは今回の感想からー。
イントロで「は」「じ」「ま」「る」「よ」のレタリングからスタートです。
そして提供は素猫さん。

いったいあたしは何の恋の病にかかったのか(笑)


静物画では、お酒などの空きビン、レモン、林檎などがモデルとしてよく用いられます。
たいていどこの美術の授業でもそうなのですけれども、
「描きやすいもの」として、この3つはもう確立されているのでしょうか?
もうちょっと進むと鳥の剥製などを描いたりします。


絵は、背景も重要な要素です。その背景があるかないかでがらっと印象が変わってしまいます。
たとえば、縦線を数本引いたり、周りに丸を描いたり、ぐるぐると渦を描いてみたり。
それだけでも、見た目の印象は随分と変わるものです。
何もない空白の背景も、また何かの印象を与えるものではあるのですけれども。

闇鍋のご利用は計画的に。
・・・計画的にしないと、ものすごいひどい事になります。
今回の話の中だけでも、チョコとドロップとラムネとキムチと野菜の苦みとお肉の味と、
そんなものが染み込んだ桃やメロンパンとか。・・・想像するだけできついです。
お菓子やデザート類を入れ始めると途端に味が壊滅的になるので
最初のうちは止めておいた方が無難だと思います。

最終手段としてのカレールーは、カレーが大体の味をカレー味に塗りつぶしてくれるので
食べ物としてはまだ抵抗がありますけれども、何とか食べられなくもない、というものになるのです。
カレールーを混ぜるとどんなものでもカレーになってしまうというのは、
それだけカレーが強いものであるからなのですよ。

それにしても、キムチとラムネの似通ったところって・・・酸味とかでしょうか?

最終回のEDの曲の「ココロいろ Palettes」。
次回予告でいつも流れていた曲に歌詞がついた曲なのです。
・・・ところで如月ちゃんは元気組だったのですか。今明かされる衝撃の真実。

***

さてさて、全体的な感想なのですけれども。
序盤の方COMICぎゅっと!の部分で、はなかなか表現しづらい作り方になっていましたけれども
話が進むにつれて、1話の中での話の流れが確立されていきました。

このアニメ化は、漫画のGAにそのまま動きをつけた、まさに「動くGA」そのものだったと思います。
あとノダちゃんがよりかわいかったです。

声優の皆様、製作スタッフの皆様、他関係者の皆様、お疲れ様でしたー!





かなめも 新聞契約十三ヶ月め     9/28

(――その時は私、たくさんのはじめてをあげられたらいいな、と思います。
 ・・・素敵な、たくさんの「はじめて」を)

7月から始まった、まんがタイムきらら系作品の2作同時のアニメ化。
その片方、かなめもが、今回と終わりとなります。
・・・ところによっては、既にGAの放送が終了しているところもあるのでしょうけれども。

いろいろ思うところもあったりなかったりするアニメ化でしたけれども、
終わってしまうのは、やっぱり寂しいです。

では。
かなめも最終話「そして、はじめての・・・」です。

***

はじまりは、おばあちゃんが亡くなったこと。

それからいろいろあって、専売所に住み込むことになって。

専売所に来てから、少しだけ時間が流れて。



季節は、夏から秋へ移り変わりました。

***

いつものように新聞に折り込むチラシの準備をする、そんなある日のこと。
代理が、再来週に新人の面接をするから、という話をかな達にし始めました。

少女(7〜15歳)の匂いをかぎつけて、やる気が急激に上昇するはるかさん。
そんなはるかさんの横で、ちょっとだけ微妙な気分になるかな。

今までは、専売所の中で一番の後輩でした。
前にはひなたとはるかさん、ユメ、ユーキがいました。
でも、かなの後ろには誰もいませんでした。

…でも、もしこの面接を合格して、新人さんが入ることになったら。
かなは、一番後ろではなくなって。先輩という立場になるのです。

そして、その面接の話を聞いたかなは、先輩としてもっと頼れる人間になろう、と
自転車に乗る練習を再開するのです。


・・・練習に熱が入り過ぎて、学校に遅刻してしまったりすることも時々ありますけれども。

***

授業が始まるギリギリの時間に学校に着くような感じでの遅刻が最近多くなり、
また1日の授業予定が終わった後、すぐに帰ってしまうかな。
そしてその体には、最近ちょっとだけ怪我隠しの絆創膏が目立つようになって。

もっと体力をつけて。
もっとちゃんと自転車に乗れるようになって。
もっと、頼りになるようになって。

それを目指して、ひたすら頑張るかな。
そしてそんなかなを見ていて、久地院さんや他の友達はいろいろ思ったりするのです。
そして、その情報(嘘)に赤面したり心配になったり嫉妬したりする久地院さんの姿が。

***

ちょっと心配するあまり、とりあえずかなとよく会う公園で張り込む久地院さん。
ただ、それはそれとして別の何かもあるみたいで、
公園の遊具にまたがって自転車のイメージトレーニングをしていました。

かなと一緒がいいから。
かなと登校したいから。
そんな理由で、久地院さんはかなと一緒に居たいがために、
自転車の練習みたいなものをちょっとだけしていたのです。


そして
そんな久地院さんの姿を見つめる
2つの目が。


かなが、久地院さんを見ていました。
遊具に跨り、大げさに体を動かして、音を自分で出しちゃったりして
ノリノリな感じの、ひとに見られたらとても恥ずかしい久地院さんの姿を、見ていました。

そしてかなは、この貴重な、とても可愛らしい映像を心のアルバムにしまっておくことにしました。
あまりに可愛らしいので、ときどき思い出して楽しむことにして。
これが、黒かなの誕生だったのです・・・。

***

両の手を水平に並べ、しっかりと握りこんで。
ここから学校までの道のりを、しっかりと頭の中に浮かべて。
・・・始まるのは、かなと久地院さんが雌雄を決する自転車の大レース(空想)。

華麗にスタートダッシュを決め、風に乗って自転車を加速させて。
相手がリードしたなら、さらにスピードを上げてそのリードを奪い。
自転車のベルをときどき鳴らせて、競争相手を威嚇したり。
途中でパトカーに捕まったりトラックに轢かれたり(ここまで空想)

こういうの、昔おままごととかで似たようなことをやったような気がします。
や、さすがに死に台詞前しゃべるおままごとはしたことないですけれども。

そして、事切れる間際(演技)に、かなが久地院さんに残した言葉。
それを聞いて久地院さんはやはり男の影かと勘違いし、さらに混乱するのですけれども。

***

おばちゃんが亡くなって、何も考えられなくて、何も考えたくなくて、空白のページが出来て。

それから、専売所に転がり込んで。
新しい日々が始まって、新しい事を知って。
そして、新しいひととも出会った。友達になった。

それらの記憶を、思い出を、かなは少しずつ日記帳に記録していました。

しかし、どんなノートにもいつか終わりは来るもので。
かなが日記帳として使っていたノートは、あと僅かなページを残しているだけになりました。

もちろん、まだ「空白のページ」は残っています。
でも、あの日から専売所で生活を始めるまでの2ページの空白は、今のかなにとっては大事なもの。

そして、あれから時間が経って、受け入れてくれるひとがいて。
その空白をなぞることはは、少しだけ痛みが伴いますけれども。
それでも今は、それもかなは受け入れることができます。

***

授業が終わった、学校の帰り。
日記帳が終わってしまうので、新しい日記帳を買いに出かけるかな。
そして、一冊のメモ帳が何となく気にいって、それを手に取ります。

けれど、そのメモ帳のお値段は2980円。
いままでジャポニカ学習帳を日記帳として使っていたかなにとっては、
ちょっとした別次元のお値段でした。


値段が高いと思って、そのメモ帳をあきらめようとするかな。
その場に一緒にいたユメが買ってあげると言っていましたけれども、それも遠慮して。
でも、やっぱり何だかあきらめきれなくて。
そのメモ帳のことを、ずっと考えてしまいます。

そして、はるかさんが背後に立ち、危険な発言をしているときに
つい呟いてしまったお値段、2980円。

そしてはるかさんは、その2980円という言葉を聞き。
3000円を握りしめて、かなを買おうと喜び勇んで行動に出るのです。
・・・まあ、ギリギリでひなたと代理に止められ、事なきを得るのですけれども。


そんな風に、メモ帳のことが気になって気になって仕方がなくて。
でも、お金の事とかにはしっかりとした価値観を持っていたり、頑固だったりするかなを見て。
・・・皆はここで一計を案じるのです。

だったら、ちゃんと受け取る名目があるお金を作って渡せばいい、と。

***

なぜか突然、皆から雑用を頼まれることが多くなったかな。
代理から、ひなたから、ユメから、ユーキから、
そして時にははるかさんから。

「私を罵って!」
「黙れこの×××」

・・・うん、やっぱりはるかさんはダメなひとです。

***

そうして、雑用を多く頼まれながら、日々は過ぎていって。
給料日がやってきました。


いつものように、皆に給料袋を渡す代理。
でも、かなに渡された給料袋は、一つではなく二つでした。
代理はそのことに対して、今月は雑用を多く頼んだから、と言っていましたけれども。

二つの給料袋を手に、自分の部屋に戻って。
かなは「雑用分」の給料袋の中身を確かめてみました。

―――2980円。
自分が買おうと思っていたメモ帳の値段と、ぴったり同じ額。

自分がこれを買いたがっていたことを、ユメは知っていた。
そして、今月は皆に多く雑用を頼まれた。
雑用を、頼まれて。

・・・ああ。

皆に、感謝しなくちゃいけない。


そして、このお金で買うものはもう決まっています。
そして、これから何をするのかも。


ここに来て、初めて買う新しいメモ帳。
そして書くことは、これからの毎日の思い出。


専売所に来てからの毎日は、忙しくて、慌ただしくて。
その中で、たくさんの「はじめて」を教えてもらった。
これから先も、私のまだ知らない新しいことが沢山ある。
それは、やっぱり私にとって初めてのことばかりで。

この初めてを、大事にしよう。
誰かに伝えるときが来たときは、ちゃんと伝えられるようになろう。


だから、きょうも頑張らないと。



***

さてさて、感想なのですけれども。

この最終話は、久しぶりにオリジナルベースではなくて、原作のエピソードがベースになっています。
その中でも、メモ帳の話を最終回に持ってきたのは良かったと思いますですよ。
あの話が作品の名前を意味するエピソードなのは、たぶん間違いないと思いますし。

それで、全体的な感想になるのですけれども。
・・・あの、なんだかひなたの影がものすごい薄いですよ?
ひなたが目立てるお話がなかったといいますか・・・。

毒とか、黒さとか、暗い話とか、原作であった印象的な部分が
ほとんどカットされてしまっていたので、結構淡白な感じでした。

あと、オリジナル部分が中途半端に入っているために、
なんといいますか、アンソロジーみたいな感じになってしまっていますですよ。

かなめもである必要ってあったのかな、とか。
ちょっとだけ思ってしまうアニメ化でした。

でも、悪かった、というわけではないのですよ?

声優の皆様、製作スタッフの皆様、他関係者の皆様、お疲れ様でしたー!

***

今回のエンドカードは、原作のかなめもを描いておられる石見翔子様でした。
やっぱりエンドカードは、最後は原作者間になるのがお約束なのでしょうか。

***

今週の小ネタ。

*Aパート*
10月1日火曜日 今日の予定 文化祭の日程 10月25日(黒板)
作者ロボ「ハヤネハヤオキ!」
作者ロボ「デートスポットデス!」
作者ロボ「カナメモカナミカ!」
作者ロボ「ゲンキューヨゲンキュー!」

かなめもタイトルコールAパート(運動会、久地院さんとかな奮闘中)
かなめもタイトルコールBパート(・・・を、2人ともお持ち帰りしようとするはるかさん)

*Bパート*
作者ロボ「ツイテマセン!」
作者ロボ「ハイッテマセン!」
[資格]
作者ロボ「ヤッホー!」
作者ロボ「キミヘトツナグココロ!」
作者ロボ「ビシードン!(?)」
作者ロボ「サアミナサンゴイッショニ!」
ニャポニカ日記帳 かなめも
 中町かな 絵日記(かなの古い日記帳)
作者ロボ「デモキョウデ、サイシュウカーイ!」





さんくりー     9/27

サンシャインからこんにちは。

サンシャインクリエイションは、いろいろと問題が発生していたりして
開催されるのはだいぶ久しぶりになります。
前回の開催が2月でしたから・・・
だいたい半年ぶりの開催、ということになるのでしょうか。



・・・で、
どうしてまたわたしはサークルスペースにいるのでしょうか。


理由としましては、サークル主様がまた仕事で、参加出来ないために
いつものようにわたしが代理として座っているわけなのですけれども。

・・・でも今回は、編集に製本に、ちょっと仕事が多かったですよー。





おもいでをとどけて     9/26

教育実習を行った高校から実習日誌を受け取ってきて、
その実習日誌を大学に出してきました。
そのほか、いろいろとやってきましたけれども
これで教育実習に対してわたしができることはすべておしまいです。

疲れましたよー・・・。

***

これでしばらくお休みできるかと思いきや、そううまくいくはずもなく。
就職活動も本格的に再開しなければいけませんし、他にもいろいろと、することは多いです。

それと・・・また、今回もいつもの通りではあるのですけれども。
ちょっと今回は仕事量が多くないでしょうか主様。





GA 11時間め     9/22

「むかしむかし、あるところー・・・とてもきれいな、色彩豊かな世界がありました。
   ・・・そう、あの事件が起こる、この時までは。おしまいっ」

ところによっては、もうきょうに最終回を放送する地域があると聞きました。
・・・うぐぅ。
見たいんですよ見たいんですよー、なんで一週間遅れなんですかー・・・。

・・・気を取り直しまして。
GA第11話「しあわせな結末」です。

***

*カルトン*
絵を安定した状況で描くための、画板のことです。
これを下に敷いて、スケッチやデッサンを行います。

*カドミウムイエロー*
黄色の無機顔料の一つで、硫化カドミウムからなるものと、
硫化カドミウム-硫化亜鉛からなるものの2種類があります。
どちらもカドミウムが含まれるため毒性を持っていますけれども、
前者の方が毒性は強く、後者は毒性が弱いです。
有毒なものではあるのですけれども、このカドミウムイエローにはいくつかの特性があり、
これを使ってしか表現できないものもあるので、愛好する人は多いです。


*レザック、キャンソン、マーメイド・・・ワトソン、ミューズコットン。あ、江戸小染もある!*
すべて、柄をもつ紙・・・ファンシーペーパーの種類です。
レザックは皮のような模様をもち、マーメイドは水面の揺らめきのような柄、
江戸小染は花の模様があります。どんなものかは、調べるか、画材屋さんで見ていただけると。

*モデリングペースト*
絵を盛り上げるための「盛り上げ材」と呼ばれるもので、
キャンバスに塗ってしばらくすると、乾燥して乾燥して固まり、
キャンバスのその部分が山のように盛り上がります。

*トレーシングペーパー*
薄い半透明の紙で、そのトレーシングペーパーの下にある絵を透かして複写するのに用いられます。
単純に複写することから、その複写したものを別の用途に使うことまで、使い方は様々。

***

さてさて、全体的な感想なのですけれども。
何よりも、イントロの園児たちによるわんにゃかぱっぱー大合唱にものすごい驚きましたですよ。
・・・・・・でもいいなー、ああいうの。

さて、紙芝居など、誰かに見せるものを作るのが今回の話の軸なのですけれども。
むかし、わたしも絵本とか作ったのですよねぇ・・・。雪だるまのお話なのですけれども。

う"−、う”−、う”ー。
携帯電話のバイブ音って・・・やっぱり声優さんの声ですよね?
小暮英麻様や矢薙直樹様も普通にやっていましたし、声優さんって皆様出来るものなのでしょうか。

画材屋さんには、美術に関するものが多く揃っています。
色をつけるものだけでも、絵の具には色と原料の違い、使い方の違いでかなりの種類がありますし、
絵筆も大きさや毛の種類、用途によってそれぞれ異なるので、すごく多いです。

***

次回、GA最終回「ヘクセン・ケッセル」
最後の締めは魔女の大鍋。





いつかおわるものがたり     9/21

ただ、終わり方は一つではなくて。

***

テレビのニュース等で既にご存知の方も多いとは思いますけれども、
クレヨンしんちゃんの作者、臼井儀人様がお亡くなりになられました。

この心を抉られるような感じ、かなり久しぶりですよー・・・。
作品としての親しみが他のものよりもはるかに強い分、痛いです。

・・・オトナ帝国とか、久しぶりに借りて見ようかな、と思います。


ご冥福をお祈り致します。

***

こちらは前に比べるとだいぶ軽めの話になってしまうのですけれども
まんがタイムきららMAXで連載されていた「そして僕らは家族になる」が
今月で最終回を迎えました。
・・・すごい好きな作品だったのですけれども。

2巻は今冬発売予定だそうです。
これから、わたしのMAXでのメインは
かなめもとねこにゆーりになるかもです。

***

・・・・・・それにしても、やっぱりいろいろと重いですよ。





かなめも 新聞契約十二ヶ月め     9/21

「野菜も人間もいっしょ。いずれ季節が巡り、実がなるものよ。・・・だから、あなたも」

教育実習から解放されて、日曜日にあった他の試験もなんとか終えて。
久しぶりに、あしたの事とかを考えないで見ることができますですよ。

かなめも第12話「はじめての、ひと」です。

***

燦々と輝くお日さまの下、人々が集まって。そこに様々なものを持ち寄っていて。
そこに、かな達の姿もありました。
・・・きょうはフリーマーケットに参加しに来たのです。

新聞に、ユメお手製のショートケーキ、モンブラン、チョコケーキ、シュークリーム。
レアな10円玉に100円玉、謎の風水グッズ、代理のクラスメイトからの貢ぎ物、そのほかいろいろ。
種類も用途もばらばらな、そんなものを集めて、売る目的は何かといえば。

ただひとえに、専売所にエアコンをつけるため!
これからの冬と、その先の夏に備えて、過ごしやすい生活を手に入れるため!

それを目的に、皆で協力することになったのです。
・・・そのための努力として、代理スーパーモードはものすごい大変そうですけれども。


レアな10円玉とか100円玉とかは、年度によって硬貨としての発行量が違うだとか
ギザギザがあるとか、穴の位置がずれているとか、そういうものを指すのですけれども。
・・・ひょっとして、ひなたのお金の山の中から探してきたのでしょうか?

それにしても、ユメが調理師免許を持ってるのかなとか、お日さまのもとにケーキを置いて大丈夫かなとか、
そもそもレア硬貨にケーキに新聞ってフリーマーケットで売るものだったかなとか、いろいろ疑問はあるのですけれども。

フリーマーケットって、なんでしたっけ・・・?

***

謎商品の実演販売をしたりとか、レア硬貨の値段について聞くことになったりとか。
そんな風にしてフリーマーケットの販売はすこしずつ回り始めたのですけれども。

その途中で。
ひなたと代理が、去年のフリーマーケットのことを話し始めました。
去年はこんなことがあったとか、その事態に関わっていた「まりもちゃん」のこととか。


去年のこと。
かながまだ専売所にいなかった頃のこと。
まりもちゃん。
専売所の皆が知っていて、自分が知らない、皆の大事なひと。わたしが知らないひと。


その話を、聞いて。自分の知らないことを話す姿を見ていて。
かなは、皆の中に自分がいないような、そんな疎外感のようなものを感じていました。


自分は、何が出来るんだろうか。何をすればいいんだろうか。
ここにいる意味が、何かあるんだろうか。ここにいて、いいんだろうか。


かなは、それをずっと考えていて。その考えに、とらわれ続けていて。
こっそり背後から悪戯しようと忍び寄るはるかさんにも気づかないくらい、考え込んでいて。

様子を怪訝に思いながら、代理がそれぞれ何人かずつ交代しながらお昼にすることを提案して、
かなはその一番手として、フリーマーケット会場から離れることになりました。

・・・まだ少し、鬱々とした気分を残しながら。

***

ひとり、皆の輪から離れて、街中を歩くかな。
そんなかなに、謎の長いネコがプリントされた服を着た久地院さんが声をかけました。
聞けば花日新聞もフリーマーケットに参加していて、久地院さんもそれに参加していたのだとか。
しかし、あまりにも要領が悪い久地院さんを見かねて、久地院さんを外回りに出したのだとか。

そんな久地院さんは、いろいろあって風新新聞のブースにお邪魔することになり、
これからお昼に行く予定のかなとはすぐに別れました。

***

久地院さんと別れて、かなは歩き出そうと方向を変えると、
その進行方向にいた、幾つものケースにたくさんの野菜を詰め込み、
抱えたひととぶつかってしまいました。

そのままケースはバランスを崩し、野菜は地面に落ちてしまって。
慌てるかなに、そのケースの持ち主であった謎の女のひとは、優しく微笑みかけました。
大丈夫?と。


野菜を地面に落してしまったことを、そのお姉さんに謝るかな。
しかし、お姉さんは野菜の状態を確かめ、突然地面にブルーシートを敷き始めました。

そして、その傷んでしまった野菜を破格の値段で売り始めたのです。
まるで、かながさっきまでいたフリーマーケットの会場みたいに。

その行動に驚きながら、ついその場に留まってしまうかな。
しかし、安いものを求めるおばちゃんがいつのまにかそのブルーシートに集まり、
近くにいたかなも店員だと思われてしまったらしく、流れで手伝うことになってしまいました。

その後も、何だかいろいろあってさらに商品を売っていたり、商品の配達まで引き受けたり。

商品の配達まで手伝ってしまったかなは、
そのお姉さんと一緒に見知らぬところまでついてきてしまいました。
そして、かなはさすがにもう帰ろうとしますけれども・・・
そのお姉さんが、唐突に鼻をひくつかせながらふらふらとどこかへと歩き始めてしまいました。

***

人様の家の庭を通り、猫のブンタと話し、お寺の入口の茂みに体を潜らせる謎のお姉さんと。
そんなお姉さんを、心配なのと、気になっているのが半々くらいで、かなは追いかけていきます。
そして、追いかけて着いた先は・・・街の見える高台でした。
お姉さんは以前もここに来たことがあるみたいで、
その高台にある金木犀の花の香りを頼りにここまで来たみたいでした。

高台に腰をおろし、体を伸ばすお姉さん。
そのお姉さんが話すには、彼女も昔新聞屋さんで働いていた、ということでした。
つまりは、新聞屋さんで働いている、今のかなと同じ、ということで。

・・・その話が、気になって。
かなは、自分の不安を、口の動きと心の動きにまかせるまま、そのひとに話していました。


その話を、して。
お姉さん から帰ってきた答えは。

椰子の実の、歌。
今いる場所から故郷を懐かしむ、そんな思いを込められた歌。

けれど、そのお姉さんは。
それを、楽しい旅の歌だと、そう言いました。


途中で何かを思うことがあっても、進んでいる道に迷うことがあっても。
最後はきっと楽しい旅になる、と。

***

時間は過ぎて、茜色の光が街を染める頃。
その時間になるまでずっと一緒にいたかなとお姉さんでしたけれども、
もうそろそろ、お姉さんは帰る時間みたいです。

最後に、もう一度だけかなに道のことを話して。
野菜を積んできた車に乗り、お姉さんは去って行きました。


あのお姉さんは、誰だったんだろう?
少し前に、皆から聞いた話で聞いたひとと、なんだか似ているあのひとは・・・

―――”まりもちゃん”?

結局、名前は聞くことが出来なかったので本当にそのひとかどうかはわかりません。
・・・でも。かなは、そのひとに確かに助けれられました。


だから、迷わない。悩まない。
だって私はまだ旅の途中で。


大丈夫だから。

***

ところで、かなはお昼に出るのともう一つ、お釣りの両替のお役目も預かっていたのですけれども。
謎のお姉さんについて行っていたので、すっかり忘れていました。

***



次回、最終回「・・・そして、はじめての」
それは、誰かのためじゃない、自分のためのお買いもの。

***

さてさて、感想なのですけれども。

この第12話は、全編オリジナルになっています。
以前出てきたまりもちゃんをベースにした、かなの悩みの解決、みたいなお話になっています。
ただ、フリーマーケットにする意味は・・・あったのでしょうか?
わたしにはよく分かりませんけれども、
新聞屋さんは普通にフリーマーケットに居るものなのでしょうか・・・?

何はともあれ、次回が最終回になります。
最終回でのお話は、作品名にひっかけてあの話をやるみたいですけれども
・・・何でしょう、今更といいますか色々と遅いような気が。

あと、ここまで12話を見続けてきましたけれども・・・久地院さんのセンスはこっちでもやっぱりひどいです。

***

今回のエンドカードは、灼眼のシャナ、涼宮ハルヒシリーズの挿絵、他ゲームの原画等をしておられる
いのうのいぢ様でした。もう、繋がりとかを考えるのはあきらめましたよー・・・。

***

今週の小ネタ。

*Aパート*
みかん JA…(段ボール)
風新新聞(のぼり)
10-ka(携帯屋の看板)
むずかしく物足りン(?)…(貢ぎ物CD)
作者ロボ「エコポイントアツメテル!」
2つで …(余所のフリマブースの値段表示)
SUN SHINE(コンビニ)
カレー屋一番星★ You are Happy …(看板)
KPC ケンパッチー(某KFCさんのパロディ)
御茶ノ水苑(看板)

かなめもタイトルコールAパート(久地院さん生徒会長選挙立候補!)
生徒会役員選挙

かなめもタイトルコールBパート(でも勝者は石見ロボ)
新生徒会長石見ロボ …248票
小林 …45票 田中 …38票 山本 …43票
久地院 …0票

*Bパート*
石…(表札)
犬のフンは飼い主が責任もって持ち帰ろう!(張り紙)





ときはなて     9/18

・・・ふぅ。

教育実習、3週間終わりましたですよー!
8連勤とか、1日に4時間授業をするのが普通だとか
時には1日に5時間授業があったりとか
いろいろ辛かったですよー・・・。

学校で実習を行うため、しっかりとした時間割があるので
生活リズムが整えられ規則的な生活になりそうなのですけれども、
でも実際には、起床時間こそ大体同じくらいにはなりますけれども
教材研究とか手直しとかで夜寝るのが結構遅くなってしまうので
けっこう不規則な生活になってしまいますですよ。
・・・起床時間だけを見れば、規則的なのですけれども。


とりあえずは教育実習が終わりましたので、
実習中に自重していた事とかをやろうと思っています。
ポケモンとか進んでいないゲームとか買ったけどやっていないゲームとか
非想天則とか星蓮船とかお絵描きとか。
・・・あ、就職活動ももちろんやりますよ?


研究授業が結構微妙なものになってしまったのが少し心残りかもです。むー。





GA 10時間め     9/15

「まだあたたかい・・・そう遠くへはいってないな!」

まだまだ続く教育実習。
でも、今週が終わればもう自由の身なのです。
その活力を得るためにっ。

GA第10話「お題は『生と死の境』」です。
・・・なんで変換すると堺になるのでしょうか。

***

献血車って、外側から見たことはけっこうあるのですけれども
献血を一度もしたことがないので中は知らないのですよね。
・・・どんな感じなのでしょう?
あ、でも見に行くために献血をしに行くのはちょっと・・・むー・・・。

幸せの捕まえ方も考え方も結構フリーダムなノダちゃん。
あの花の髪ゴムなんだかいい感じです。・・・あれ、髪飾りかも?

そういえば、原作だとあの万病に効く水はポカーリでしたよね・・・?
いろいろ引っかかってダメなのでしょうか。・・・でも、青汁フルーツって。

たまごてゅるんはうどん以外にも、お蕎麦とかラーメンでもときどき見る光景です。
・・・やりたくなったりはするのですけれども、でも崩したくなる衝動にも駆られたり。

美術の道具は、量も多いですし、それに結構重いです。
小学校や中学校の美術では画板や絵の具の持ち運びがものすこい大変でしたけども
学校のロッカーが使えるとものすごい便利でしたよー。


・・・ところで、ナミコさんの第一期EDって結局なしなのでしょうか。

そしてまさかの火星ロボアニメにも登場。

***

次回、「しあわせな結末」
物語をどう作るか、終わりはどうするか。それは、作り手次第です。





かなめも 新聞契約十一ヶ月め     9/14

「・・・正しくは、風が吹けば桶屋が儲かる、です。
つまり、くしゃみをすることは誰かに呪いをかけられている証であると・・・
その呪いを返すためにはまず、藁人形を手に入れる必要があり、さらにはそれに付随して、
5寸釘も必要になっていくと・・・故に、釘屋が繁盛し供給不足になり、その結果、住宅の建設が困難になり、
皆、竪穴式住居に住むことになる。となると、木材の消費が減少し、森の伐採も減る。
森が守られることによってCO2が削減。地球に優しいエコライフで、
皆幸せ、に、っ・・・ぃ、ぃぃぃ、ぃ、ぃ、ぃ・・・っ?」

まだまだ教育実習は続きます。
はるかさんのひどい行動とか妄想とかが癒しになっているわたしはいろいろダメな気がします。

かなめも第11話「はじめての、看病」です。

***

しとしとと雨の降る、ある日のこと。
買い物に出かけていて、専売所に戻ってきたかなの姿は、
傘を持っていたにもかかわらずずぶ濡れになっていました。
そんなかなを玄関先で迎えた代理は、風邪でもひいたんじゃないか、と言葉をかけてきました。
その理由は、誰かが体調を崩してダウンしたら、他の人の仕事に支障が出るから、というのが代理の弁。
・・・や、かなが心配だ、だというのももちろんあるのでしょうけれども。


少しだけ時間は進んで。
もうすぐ夕刊の配達の時間になるため、皆で集まってその準備をしていました。
その途中、風邪をひいた日にどうなるか、という話から、諺の桶屋さんの話になり。
だいたいこういうときの解説キャラになっている感じのするユーキが、諺についての解説をはじめました。

・・・でも、なにか変?

・・・・・・あれ、やっぱりすごく変?

だんだん話の流れが変なことになっている、と途中でちょっと気付いたかな。
・・・でも、ユーキが倒れることまではさすがに予想していませんでした。
ユーキは風邪をひいてしまっていたのです。

***

ユーキの看病をユメに任せて、風邪薬準備をするかな。
その途中ではるかさんがいつものようにひどい妄想をしていたりとか色々ありましたけれども。
そこで代理がそんな話をしている場合ではないことに気付きます。
・・・ユーキが倒れた騒ぎで忘れていましたけど、夕刊の配達がまだでしたよ。

ユーキが倒れた分、夕刊をどうするか、というところで、看病を任せていたはずのユメが一回に降りてきて。
ユーキの分は自分がやる、と言いました。

***

ユーキの分も夕刊を乗せて、いつも以上に張り切って夕刊を配達して回るユメ。
しかしそれは張り切っているというよりも、壊れているといった方が正しいような様子で。

あははははははははっ、あっははっはははっ、あは、あはは、あはぁ・・・。

・・・・・・ユメも熱を出してました。

***

ユメまで寝込み、病人であるユーキにユメの世話までしてもらうことになって。
二人がいない夕食の席で、そんな状態であることをいろいろ心配しているかなに
はるかさんは二人だからイイのだと、だから大丈夫だと、そう言いました。
よく寝てよく汗をかくことが風邪を治すのに必要なことだから、と。
その言葉に、何かよくわからないものを感じつつとりあえず納得するかな。

一方そのころ、2人のベッドでは。
汗をかくようなことをしてました。

***

二人が体調を崩して、次の日。
ユーキは何とか体調が戻ったみたいです。・・・ナニをしていたのかは、まあ。

***

学校での授業が終わり、専売所に戻ってきたかな。
そこでかなが見たのは、何があったのかは分かりませんけれどもテーブルに伏せっている代理の姿でした。
妄想が暴走していたりして余計に慌てているかなに、代理は自分も風邪を引いたみたいだと、そう言いました。
・・・中のひとってなんでしょう?

体調を崩し、ベッドで静かに寝ている代理のことが気になって気になって
何度も様子を見に来て、気を張り詰めているかな。
そこに調子を取り戻したユメとユーキ、そしてはるかさんとひなたが帰ってきて
代理も風邪をひいてしまった、ということを知るのですけれども、
それを聞いて皆は「いつもどおりに」仕事である夕刊の配達を済ませよう、という話をしていました。
そのいつもどおりである姿に、かなはなんだかよくわからないけど、不安な気持ちになりました。

代理を気にして、気を張り詰めて、何かできることはないか探して。
そうしていたかなをユメとユーキは呼び止めます。
気を使われると、自分を気を使ってしまうと。いつもどおりでいい、と。

だから、気をそんなに使わないくらいで。
それでも病人である代理にできることはしようと。

少し時間がたって、溶けてしまった代理の氷枕を取り換えようとして代理の部屋に再び入るかな。
代理を起こさないようにと、静かに氷枕を変えようとして、でも代理がちょうど目を覚ましていて。
声をかけられたかなは、驚きの声を上げそうになって。

・・・けれど、その声は出ませんでした。
かなにも風邪がうつってしまって、声をうまく出せない状態になってしまっていたのです。

***

少し回復した代理と、だいたいの状況を理解した皆に囲まれながら。
朝刊の配達に出ることは厳禁だと、風邪を長引かせるわけにはいかないと、そう言われて落ち込むかな。

ユメが配達に出て、ユーキも出て、ひなたも、はるかさんも出て。
ただ、自分は何もしないで、一人部屋で寝ていて。

仕事が出来ない。
皆のために何かをすることができない。
何の役にもたてない。
外された、離された、遠くに行ってしまった。
そんな思いを抱えたまま、かなは鬱々としていて。


いつしか、眠りに落ちて。
皆と居なくて。一人きりになって。遠ざかって、近づけない。そんな夢を見て。

気づいて欲しくて、離れてほしくなくて、こっちを見て、振り向いてと、だから叫んで。


そこで、目を覚ましました。
見慣れた部屋、見慣れた天井、そして理由はわかりませんけれども、かなの隣に寝ている代理。
かなのいない何処かに、行ってしまったりしていない代理。・・・今のは、夢だったのです。

かなの叫んだ声で目を覚ました代理は、夢の内容を引きずって鬱々としているかなに、
かなにはかなの役割があると、だから気にしなくていいと、そう言いました。



・・・自分の役割は、何だろう。自分に、何ができるのか。
ずっと思っていたことだからこそ、かなはずっと考え続けます。




次回、「はじめての、ひと」
なんだかまりもちゃん再登場な雰囲気です。

***

さてさて、感想なのですけれども。

この第11話は、ユメとユーキが風邪をひくあたりは大体そのままなのですけれども、
それ以外、かなの風邪の部分がいろいろ変わっていたり、
代理はそもそも風邪をひいていなかったりと、いろいろ違っています。
・・・なんとなくそんな気はしていましたけれども、
やっぱりユメとユーキはあのやり取りがなくなっていました。

今回の話で気になることは結構あるのですけれども、
なんだか最近主人公であるかなの扱いが微妙になっている気がするのですよ・・・。
かなが話の軸に立ってはいるのですけれども、何といいましょうか・・・
アンソロジーに掲載されている話みたいな、そんな感じになっている気がします。

あと、白桃はともかく梅干しにお茶とか、最近の子にはちょっとわからない話ですよねぇ・・・。
そう考えるとなんだかジェネレーションギャップ。

***

今回のエンドカードは、D.Cやefなどでキャラクターデザイン・原画等をしておられる七尾奈留様でした。
もう繋がりが全くわかりませんよー・・・。

***

今週の小ネタ。

*Aパート*
HORUTE(看板)
バッファローS(薬)
カゼナオールC(薬)
オモシロクナール(薬)
ヨクスベール(薬)
救急箱
HOT!HOT!HOT!HOT!(はるかさんの動き)
作者ロボ「オエカキロボニナリタイ!」
風新新聞 夕刊 平成◎年□△月○☆日 天気
多摩川に大量の鮭が遡上!(新聞)
○イク(看板)
作者ロボ「・・・ヤッパリシタイ!」
作者ロボ「ヨウヤククリアーシソウデス!」
ポテチ
1000円(かな妄想ひなた)
多摩川に大量の鮭が遡上!(2回目)(かな妄想はるか)
お菓新聞(かな妄想ユメ)

かなめもタイトルコールAパート(月を見上げる十五夜はるかさん)
かなめもタイトルコールBパート
(たまには普通なのかと思ったら月でお餅を搗く年少三人組のバニーガール姿を妄想するダメはるかさん)

*Bパート*
アイス同好会(冷蔵庫に張り付けられていたメモ用紙)
幻想抹茶(冷蔵庫の中のもの)
ちくわ(冷蔵庫の中のもの)
シジミ(冷蔵庫の中のもの)
StraightTea(冷蔵庫の中のもの)
作者ロボ「イカンタラスグ!(?)」





きんいろのこころとぎんいろのたましい     9/13

5時間連続授業とか、研究授業のための準備とか、土曜日でも授業をしたりとか
今週はいろいろやっていたのですけれども、きょうは早く帰ることができたので
電車に乗ってちょっと星蓮船を買いに行ってきましたですよ。

その帰りに、なんとなくゲームとかを多く扱っている店に寄ってみたのですけれども。


「ポケットモンスター ハートゴールド&ソウルシルバー 完売致しました
次回の入荷は未定です」


・・・。

・・・・・・・・・え?
いつですかっ、わたしが教育実習を行っていた間のいつに発売されてたんですかっ!?
本当に気付きませんでしたよっ!?

・・・あとで調べてみたら、9月12日、
つまり私が電車に乗って行ったちょうどその日が発売日だったみたいです。
うー、なんだか本当に浦島太郎の気分ですよー・・・。

気にしてはいましたし、買おうかどうか悩んでもいましたが
売り切れとなるとますます欲しくなってしまいます。
リメイクのファイアレッド・リーフグリーンを除けば、わたしのポケモンは
金・銀・クリスタルの代で止まっていますし、それだけに思い入れも結構あるのですよね。
わたしの相棒がオオタチだったのですけど、この子が相棒という方は見なかったですよ。
・・・う、またやりこんで育てたくなってきました。

最近の作品では、ジラーチやアルセウス等の入手手段に限りのあるポケモンを連れているとき
新しく開いたりするマップもあるそうで、ルビー・サファイアと
ダイヤモンド・パールの2代ぶんのブランクがあるわたしだと、
行けない場所も結構多くなっているのかもしれません。

うぅ、でも欲しいですよ・・・。





にじゅうにじのまじょともせんせい     9/10

火曜日に放送されていた「魔女たちの22時」に、
朋先生こと金田朋子様が出演されていました。

・・・魔女として。

ちょっとその時間は別のことをしていたので見ていなかったのですけれども
あとでその話を知り、映像等がないか探してみたところ。

だめですおなかいたいやめてやめてたすけてともせんせいがともせんせいがげふぅ


(休憩)


あー、確かに朋先生ですよー・・・。
いや確かに魔女と呼んで差し支えない方ですけれども。いろいろな意味で。
でもテレビにこのようにして出るとは思いもよらず。
といいますか番組の中でもキャラが強すぎますよ朋先生。



番組の脚本とか構成にはちょっと物申したいことがありますけれども・・・。
朋先生はもっとひどいです、うん。・・・褒めてますよ?





かわりのおやすみとひそうてんそく     9/9

母校の文化祭に行かれた皆様、様子はどうだったでしょうか?
わたしは行けなかったことが悔しいですギリギリギリ


教育実習が始まってから5日間授業を続けて、文化祭も出て、
片付けの日も出て、都合8連勤でした。
・・・ちょっと大変でしたよー。

そして、きのうときょうの2日間は文化祭の代休でお休みでした。
お休みとはいってもまだまだ教育実習期間中なので
次回に向けての教材研究とかもしっかりしなくちゃいけないのですけれども。
でも、久しぶりに休めてぐてーっとしてますですよ。

というわけで、このお休みでは教材研究の傍ら、
非想天則をやりこんだりしていました。



非想天則では緋想天に続いてパチュリーと衣玖さんをメインに使っているのですけれども、
非想天則からの追加キャラでは中国とお空を使っています。
・・・中国と呼んでいるのは嫌味とかじゃないですよ、
もう名前よりこっちの方が慣れてしまってて名前呼びが馴染まないからですよー・・・。

基本的に近接格闘が主な戦い方なので中国は結構馴染むのですけれども
お空はどこまでC射撃に頼らない戦い方ができるか模索してみたり。
うどんげ、天子なども主力として使えるように使用回数を増やしていっています。

あと諏訪子さまはどうにかならないのでしょうか。
アーケードモードで戦っていてもすぐにゲームオーバーになってしまいやすいのですけど。
動きがトリッキーすぎて使い辛いですよー・・・。


リーサル・クライシスも結構やりこんだりはしていたのですけれども、
体験版のミッション達成率が既に100%になっていたり。



あしたから、また授業の日々です。
もう教育実習期間としては後半に入りますし、研究授業も近いので
気合いを入れて頑張りませんと。





GA 九時間め     9/8

「じつはそれ、形状記憶タイタニック号」

わんにゃかぱっぱーゆんぱっぱー、わんにゃかぱっぱーゆんぱっぱー。

あ、壊れてませんよ?大丈夫です。

GA第9話「強風空想」です。

***

今回も髪型が変わったり毒を吐いたり輝いているノダちゃん。
ノダちゃんの元気は強風の日でも変わらないのです。

魔法の言葉「ププッピドゥ」。
マリリン・モンローで通風孔といえばこの言葉なのですけれども
・・・最近はわからない方が増えていると聞きました。
あれ、わたしもしかして古いひと・・・?

カッターを使っての鉛筆削り、わたしも経験があるにはあるのですけれども
わたしは結構下手なのですよねぇ・・・不器用ですし。
あ、でも指を切らなかったのは褒められていいと思います。彫刻刀は刺しましたけど。

数話を経て再び登場したノダちゃんのお姉さん。
また、名塚佳織様のお姉様と都合がついたのでしょうか?
・・・スタジオにいらっしゃったのを、また巻き込んだだけだったりして?

どこから来たのかイロドルンジャー。
・・・あ、おにわとり様の背中にチャックが。
あと、物事の判断はかわいいかどうかです、キサr・・・シアン的には。

白玉シナモンアップル大納言クレープ、おいしそうですよー・・・。


次回、「お題は『生と死の境』」
ベルマン卿と姫の血ぃ収集車をめぐる物語。






かなめも 新聞契約十ヶ月め     9/7

「かなが『是非に』と申すなら仕方ないのう・・・。このワタシが直々に飲んでしんぜようぞ?」

日曜深夜はかなめもの日。
教育実習で疲れているミニ、本当に癒されている感じがしますよー。

主にはるかさんのひどい行動に癒しを求めているあたりどうなのかと思わないでもないですけれども(ぇ

かなめも第10話「はじめての、気持ち」です。

***

きょうもきょうとて朝刊配達をがんばるかな。
早朝の住宅街を駆け回るかなの背に射すのは、まぶしい夜明けの光。
きょうも、一日が始まります。

配達を終えて専売所に戻ってきたかなが見たのは、オーブンレンジを覗いているユメの姿。
そのユメはちょうど焼きあがったクッキーをバスケットごとかなに渡すと、
大きな鞄を抱えて外に飛び出して行ってしまいました。

突然のユメの行動に驚き、その姿を追って専売所の外へと走るかな。
そこでかなが見たものは・・・何か黒塗りで、大きくて、すごい豪華そうな一台の車。
しかもユメはなぜかその車に乗り込んでいました。

あまりの状況に理解が追いつかず、ただ困惑するかな。
しかしそんなかなを待つことなく、ユメの乗った車は走り出してしまいます。

走り出す車の窓からユメが残したのは、ユーキへの伝言。
ひとりでもしっかり頑張るように、という言葉。

かなの元に、クッキーと伝言だけを残して。
ユメは、黒塗りの車に乗って何処かへと行ってしまいました。

***

・・・・・・メタな発言になりますけど、もう落ちが読めた気がしますですよ。

***

黒塗りの車の姿はもうすっかり見えなくなって。
ただ、理解できない事態に呆然と立ち尽くすかな。

そこに、ゴミを出しに行くために専売所から出てきた代理があらわれ
かなは今見たことが何なのか、代理に聞こうとします。
けれど帰ってきたのは、もう行っちゃったの、という言葉だけ。
淡々とした、特に何でもないことのないような、そんな反応。

配達から帰ってきたひなたも、
(配達途中に遠足に行く小学生の姿にに心奪われ危うく事故を起こしそうになっていた)はるかさんも、
代理と似たような反応で。

その後も、はるかさんとひなたの口から飛び出してくる、かなの知らない話。
はるかさんとひなたから聞いた話を合わせると、ユメは実家に帰ってしまって。
その実家は、旧家で。
しかもユメはその家のお嬢様で。

そしてかなは、ユメが実家によって連れ戻された、という結論に至りました。

つまり、ユメさんはもう帰ってこないのではないか。
だからあんな言葉を残したのではないか。
ユーキさんが落ち込んでいるのは見ているのは、すごくつらい。

はるかさんもひなたも、この別れはユーキが大人になるための試練だと、そう言いましたけれども。
周りの状況に流され、かなの思考はさらに加速して。

ユーキの部屋から聞こえてくる嗚咽に戸惑ったり、
激しい妄想にとらわれたり、塩クッキーの花言葉を生み出したり、
ついつい気になって食事中もユーキのほうを見てしまったり、
ユメの話題にすごい敏感になって話を大声でかき消そうとしたり、
慌てるあまりお味噌汁を服にこぼしたり、
テレビのワイドショーやドラマの内容に敏感になったり、

(略)

・・・それはすべて、事の全貌を知らないかなの先走りとかそんな感じのものだったのですけれども。
あと塩クッキーは花ではないです。というかまずクッキーが花ではないです。
かなの妄想はいったいどこまで。あと、隙の多い行動をとるとはるかさんに襲われやすくなりますよ?

***

ユメがいなくなってしまったことで、誰かがいなくなる、ということを強く意識するかな。
代理が所長室で帳簿を付けていて、はるかさんは大学に出ていて、
ひなたは予備校に行っていて、ユーキは・・・部屋に閉じこもっていて。

一時的に、だれもいない居間の姿を見て。
別れることに対しても淡々としていた皆の姿を思い出して。

いつか自分も別れることに慣れてしまうんだろうかと、そう思いながら。

***

夕方に流れているドラマの、男が女に別れを告げるシーンをぼんやりと眺めるかな。
そこに映っている女性は、次のシーンでは、悲しみのあまり車道に飛び出そうとしていて。

そして、それと同期するように階段から聞こえてきた、急いでいるような物音。

はるかさんもひなたも出ていて。
いま、この場所にはかなと代理と、ユーキしかいなくて。
そして、自分と代理はここにいる。・・・つまりは。

ユーキの行動に先程のドラマのシーンがだぶり、急いでユーキを止めようとするかな。
ユーキの目には、涙が光っていて。そんな事にしたくない、と、必死でユーキを止めて。

そうやって止めて、もう一度ユーキの顔をじっくりと見てみたらみたら、

ユーキの頬が腫れていました。

・・・・・・虫歯で。

***

日は暮れて、すっかり外は暗くなって。
ユメは、普通に専売所に戻ってきました。

つまりは、ユメが「家に帰る」というのは、一時的なもので。
ひとりでも頑張って、と言ったのは歯医者に行くことで。
皆が別れに対して淡々としていたのは、すぐに帰ってくるからで。
塩クッキーだったのは、砂糖だとユーキの虫歯にしみるからで。
ユーキの目に涙が光っていたのは、虫歯の痛みのせいで。

・・・つまりは全然大したことのない、ただのかなの勘違いだったのです。


それでも。
勘違いでも、誰かがいなくなることを意識してしまったかなは。

***

一日が終わり、また朝刊の配達のために、住宅街を走りまわるかな。
けれど、その心の内ではまだ昨日のことを引きずっていて。

配達中、寂しさを感じて立ち止まり、うずくまってしまうかな。
その背中に声をかけたのは、久地院さん。

二人とも、新聞の配達をしている途中で行き合って。
せっかくなので休憩して、自販機でジュースでも、ということになって。
そうして、自販機の当たりで2本になったジュースをそれぞれ一本ずつもちながら。

空が暗くても、いつか朝日は昇ってくる。
さびしい時でも、誰かがきっとそばにいてくれる。


だから、大丈夫。

***

・・・しかし、その手に持っているおでんジュースの奇天烈なフレーバーによって
かなと久地院さんはこのすぐ後に混乱すると思うのですけれども。

***




次回、「はじめての、看病」
久しぶりに原作よりなお話になりそうです。

***

さてさて、感想なのですけれども。

この第7話は、最後のかなと久地院さんの部分だけが原作からの部分で、
それ以外はオリジナルになっています。
・・・ただ、個人的な感想を言わせてもらいますと
原作でのユメとユーキの関係を壊す話になっているような気がするのですけれども。
ユメがあっさり実家に戻っているところとか、ユーキも連れて帰ろうとしていたこととか。

次回が原作での看病の話になるのだろう、ということは推測できるのですけれども
アニメでのユメとユーキの関係がこんな感じですと、
あのシーンの意味も少し変わってしまいますよね・・・?
今回のお話はあまり好きではないです・・・。

次回予告でのはるかさんの壊れっぷりがひどいです。
しりとりを無視して桃源郷を語るその様は真似できないですよー・・・。

あと、だいぶ2階の間取りもわかってきたような。

***

今回のエンドカードは、コンプエースで
「にょろーんちゅるやさん」とかを連載しておられるえれっと様でした。
・・・イバンディとかも合わせて、4コマつながりなのでしょうか?もうよくわからないです。

***

今週の小ネタ。

*Aパート*
作者ロボ「エシテンナイコトモウシマス!(?)」
朝スクープ あのビックカップルが離婚!?(テレビ)

かなめもタイトルコールAパート(遅刻しかけて慌てモード、パンを銜えて走るかな)
かなめもタイトルコールBパート
(登校中の女子中学生を校門で待ち構え手をわきわきさせながら胸を揉みに襲い掛かる不審人物はるかさん)

*Bパート*
押し回し 開(コンロ)
ELAX(看板)
ひがし歯科
歯を大切に ひがし歯科医院
HD ひがし歯科医院 HIGASHI DENTAL CLINIC(看板)
作者ロボ「ネムクナルノデタベマセン!」
シャボン(台所洗剤)
ファミリータイプ花火セット(花火ラベル)
風新新聞 朝刊
質(?)…まった!(新聞)
SPORTSDRINK(自動販売機)
二<つめた〜い ¥120>(お茶のペットボトル、元ネタはたぶん「一」)
オデンジュース<つめた〜い ¥120>(飲み物)





まつりのなかのひとりもの     9/5

漫画やゲームなどでは、教育実習中に体育祭、文化祭等の時期が重なって
その行事に教育実習生も参加する、というシチュエーションはときどきあったりします。
わたしも今それと同じ状態にあるわけなのですけれども。

部屋で教材研究をしたり指導案を作ったりしてます。
現実とはかように空想との乖離が激しく。


・・・母校のほうの文化祭に行きたかったですよー。





きょーいくじっしゅーみっかめ     9/2

多人数を相手に授業をするということを始めて3日目、
ホームルームの雑務等もするようになりました。

あれもこれもしなくちゃいけない、という状態で
でもまだまだやることはたくさんあります。

とりあえず、本格的に行った授業の第一回目は
結構ぐだぐだになってしまいました。
教えるのが難しい部分というのもありますけれども、
それでも努力してどうにかしませんと・・・。





GA 8時間め     9/1

「こんにちは!あたし魔女っ子ノダミキ!」

GA、3巻発売中でーすよー。

なんだか教育実習中の潤いになりそうな気がちょっとだけ。
かなめもとGAはなんだか和みますよー。
主にはるかさんとノダちゃん効果ですけれども(ぇ

GA第8話「シュルレアリスム」です。

*** 色には様々な種類、様々な名前があります。
和色だけでも一般的には465色、一般的でないものを含めると500を超えます。
また、名前の付いていない色や外国での同じ色の違う呼び方も含めれば、かなりの数があります。
キョージュが以前言っていた一斤染色や浅葱色、濡羽色、緋色など、本当にたくさんです。

色には、使う人の好みが出るもの。
キャラクターのデザインイメージを考えるときとかは自由に色を考えたりしますけれども、
実際に風景とかを書いたりする時は、白や青、灰色、緑とかを使うことが多かった気がします、わたし。

油絵では、筆を洗う際には筆洗液と呼ばれるものを用います。
凹を逆さにしたような、2本の足で立っているような形の入れ物に入っていたり。
…美術関係の授業を採った方でないと、この辺はちょっと分からないかもしれません。

色が与える効果では、視覚的な効果が一番大きいです。
黒は暗い色ですので、黒髪がニュートラルな日本人は人物イメージに
ちょっと重そうなものを感じたりするのだとか。
それとは逆に、金髪・茶髪などは見た相手に軽めのイメージを与えるのです。
服装も同じで、暗めの色を着る人はちょっと見た目のイメージが重めに感じてしまうかもです。

シュルレアリスムは・・・ちょっと説明が難しいです。
現実の視点から自分の無意識を探るとか、無意識の中に根付いた現実を描くとか
そういったものだと思うのですけれども・・・うまく表現できません、あう。


次回、「強風空想」
飛ぶのはノダちゃんではなく、きっと。





…キオクの、窓際…


…星屑の庭園、入り口…