… D i a r y …





わんこでいず番外    5/31

・・・・・・大分感想を書くのがへたっぴになったような気がががががが。
ううっ、元々上手くもないですけど、もっと錆付いちゃったんでしょうか・・・。





わんこでいず08・09    5/27

「――レオ様は……レオ様は、そんなに私の事をお嫌いに……っ!?」



一方は変わってしまった事の理由を聞きたいと願い、ただ会話を交わすことを望み。
一方は只相手の事だけを思い、けれどそれを悟られぬように立ち回り。


どちらも相手を思っているのに、その行動はすれ違い。結局、ここまで来てしまいました。



……その影に、黒い影が潜んでいる事を――殆どの人間が、気付かぬまま。



DOGDAYS第八話、「開戦の日」……そして、第九話「グラナ砦攻防戦」です。


***

――陽は燦々と照り、空には僅かに雲が見え。
戦を行うには、まさしく絶好の機会。

そんな好天のもと、ビスコッティとガレットの大戦は――始まりました。


ビスコッティ側はスリーズ砦に本陣を敷き、チャパル湖沼地帯から渓谷アスレチックを抜け、
ガレットの本陣であるグラナ浮遊砦に乗り込む、という作戦。

ガレットはそれとは逆に……グラナ浮遊砦を本陣に、
向かってくるビスコッティの戦士を迎撃し、隙あらばそのまま攻め込む布陣。


正々堂々と戦を行い、戦略と戦術を駆使して全力を以って戦う。
……表に見えるこれだけを見れば、普段の戦とそうは変わりません。
その影に見える、幾つもの思惑と行動が見えなければ。


***


レオン閣下の指示の元、兵士はポイントを大量に稼げる機会としてシンクの持つパラディオンを狙い。
ダルキアン卿等有力騎士の足止めや本陣の姫様への急襲と、閣下の「事情」を知る者は閣下の為に動き。

……それに対し、ビスコッティはリコッタを姫様の影武者として仕込み、本陣への急襲に対応。

そんな、常の戦「らしくない」やり取りを幾度も繰り返し。


表側は、双方それぞれに進撃しており、戦況は五分。
ですがその裏では、シンクとエクレールと共に前線に向かった「リコッタ」――姫様は、
最前線にいることを報道にもガレットにも悟られる事なく、ガレットの本陣であるグラナ浮遊砦に進んでいました。



――ここまでは、ビスコッティはビスコッティの思惑通りに。
ガレットはガレットの思惑通りに。ある程度は、進んでいたのです。



好天だった戦場に突如、暗雲が立ち込め始める――その時までは。


***


……立ち込める暗雲と、弱まるフロニャ力。目に見え、感じることの出来る明らかな異常。
でもそれを「異常」だと認識出来るひとは、そう多くはありません。……そんな事態は、そう起こるものではなく。
それ故、その状態がおかしいと判ってはいても、明らかな「異常」とは認識できないのです。その意味を、理解出来ない為に。

……ですが、ダルキアン卿とユキカゼは「それ」が何なのかを知っていました。
そして、「それ」の気配があるという事――その意味も。


時には、国を一つ丸ごと焼き尽くし。
時にはその土地を守護する神さえ殺す、禍々しきモノ。

この大地に生きる全てに害なす、悪意の塊……全ての今を、全ての未来を、破壊で踏みにじるモノ。
未来を見る者には、絶望の未来だけを与えるモノ。


――魔物という名の、遥か昔に地の底に封印された筈の「それ」が。
今ここに現れつつあるという、その意味を。





名前すら見えない、その未来の行方は。


――次回、第10話。




******


……シンクとエクレールに随行し、グラナ砦まで辿り着き。
エクセリードの主として、ビスコッティの姫として……そして、レオン閣下と姉妹のように過ごし、共に育った妹として、
レオン閣下と対峙する姫様。……ですが、それはレオン閣下が最も恐れていた展開でした。
最前線に態々出て来てその身を曝すなど、閣下にとっては有ってはならない事だったのですから。
……ですけれども、きっと閣下がそうする事にも意味はなかったのでしょう。
魔物などというものが出てくるなど、誰も予想していなかったのですから。

閣下が星詠みで見た未来は、魔物に全てを蹂躙された果ての未来だったと……そういう、ことだったのでしょうか。

……長閑で、楽しさに溢れていて、穏やかで。時々国や団体同士のイベントとして、戦がある。
フロニャルドは、そんな世界……でした。


次回予告から、題名が消え。
……この先は、どうなるのでしょうか。





まっくのあれ    5/24

LLセットを注文すると、今ならコカコーラオリジナルグラスがついてくるー、
ってあれですの。たまには普通の話題も日記に。

CMで宣伝しているのがちょっと気になっていたので、
お試しにチキンフィレオのLLセットを注文して貰ってみました。
セットの価格は550円なので、それでグラスも付いて来るのならまあお徳かも…?という感じ。

……でも、無色透明だとなんだかちょっとだけ損した気がしてしまうような。
青とか緑の色付きだったら、もうちょっと嬉しかったかもです。





わんこでいず07     5/21

「……いいですか?これを僕が放り投げますから、姫様にそれを取ってきて欲しいんです」



……いいのでしょうか、わんこ扱い。


DOGDAYS第七話、「星詠みの姫」です。


***

――太陽の光が差し込む、早朝の執務室。
そこでは姫様が、本日分の書類作業を進めていました。

早朝からの執務にやや苦言を呈し、姫様の体調を心配するアメリタ。
ですが姫様はそのアメリタの心配に笑顔で、何でもないという風に返しました。
……それだけ、この後の事が楽しみで。その為に姫様は、今日の分の執務を早めに終えてしまおうとしていたのですから。



……そうして姫様は執務を終え、動きやすい服装に着替えて。
シンクとともに、早朝の早駆けに出かけたのです――。


***


………………で。


姫様GO!と言いながら変形させたパラディオンを遠くへと放り投げるシンク。

フリスビーに変形したパラディオンを追い、お花畑を駆け回る姫様。

姫様の髪を撫で、頬を撫で、顎の下もいじるシンク。


……姫様わんこ扱いされてますー!?






……とまあ、それはさておきまして。
運動の後の軽い休憩の時に、姫様はシンクに幾つかの話をしました。

各国にもそれぞれ宝剣と呼ばれる物が納められており、それは国を統べる者の証と呼べる物である事。

様々の過程を経て、シンクが神剣パラディオンの主として認められつつある事。
「剣」の名を持つパラディオンが剣に変えられる気がしない、というシンクの問いへの答え。
同じように姫様が継いでいる、ビスコッティの宝剣――聖剣エクセリードの主たる者としての、姫様の苦悩。


……それらの話を聞いた後に、シンクは。
宝剣がそんな大事なものである以上、もし自分がこの世界から帰る時には、返さなければならない――と。
そう、言いました。……それを聞いて、姫様の表情は少し曇ってしまいます。

……ですが、その後にシンクはこう続けました。
また呼んでもらえたら、その時はまたパラディオンを貸して欲しい、と。

また、と。その言葉に、姫様は驚きと、安堵を得て。
憂いのなくなった姫様は、尻尾を振りながらシンクといちゃいちゃし始めるのでした。






早駆けから戻り、執務室で待っていたアメリタに声を掛け。
明日も、と交わした約束に内心で心を躍らせながら……執務に戻ろうとして。

……その時に映写機から伝えられた緊急の情報に、姫様は動きを止めました。

伝えられた内容は、ガレット領主レオン閣下の会見。
その内容は――実質的に互いの国が有する宝剣の所有権を掛けた、今までにない戦の宣戦布告。



***



戦に一般の兵士として参加する国民にとってみれば、今までにない破格の褒賞を得られるまたとない機会。
加えて宝剣まで賭けられる様な戦となれば、それこそ活躍の機会とも言えるでしょう。
それ故に、国民はこの宣戦布告に乗り気になっていました。

……ですが、ビスコッティの上層部からみれば。それはただ、理由が不明なだけの宣戦布告でしかありません。
戦興業を対戦国であるビスコッティの自由にさせ、相当量の報奨金をガレット側で準備し。
そんな、片側だけが有利すぎる条件での戦争を提案し。
その上で、宝剣すらも懸賞に上げている事。

平常時の国交で、宝剣を他国へ一時的に貸し出し、展示する……
そんな現代の有名絵画のようなケースも過去にはあったとはいえ、勝敗の結果に取引を行うなどという事はなく。
例えこの宝剣の所有権移動が永久的ではなく一時的なものであったとしても、不可解な事だらけでした。



……民は乗り気である為、この宣戦布告は相当の理由がなければ断れず。
それ故にどう対応するか、会議のの参加者達は悩み続けていました。

***

……一方その頃。
会議室から遠く離れた場――城の外壁近くでは、シンクとガウルが密かに話を交わしていました。
話の内容は、本来敵国であるガレットの人間、ガウルからの――ビスコッティの勝利を願う、言葉。

この宣戦布告は、ガウルにとっても意外であり、異常であると……そう語ったのです。

***

――宣戦布告を受け。
民の為に、何が出来るか。それを考え、姫様が選んだ答えは――宣戦布告の受諾、そして勝利の約束。

不安も、理解できなという思いも、ずっと胸に抱えたままで。
けれどそれでも、城壁から突き出したテラスに一人立ち、自分を信じ、慕い、付いてきてくれる国民達を前に。


姫様は上に立つものとして、民の為にその選択を選んだのです――。







――次回、第7話。「開戦の日」。




******


……あの、勇者には不敬罪とか適用されないんですか?
だって姫様の扱いが人間に対するものじゃなくてどうみてもわんこ扱いだったじゃないですか!わんこ!
…………や、姫様もあれで気持ちよくなってたりうっとりしてるあたり、本当に犬に近い人類なのかもしれないですけど。

パラディオンを自在に扱い、変形・分割・操作もお手の物なシンク。
前々回から登場しているトルネイダーは、パラディオンを分割したものをボード上に変形させ、
それに気力でのジェット噴射をつけています。……パラディオンの分割時の質量に、制限とかないのでしょうか?

閣下の宣戦布告による、新たな戦の開戦。その発端は恐らくは、半年前に閣下が行った星詠みの結果。
星詠みで見た「ミルヒオーレ姫の悲惨な未来」を変える為に、ビスコッティの戦力の増強、護衛の強化を進言し
……それでも、未来は変わらず。
次の手としてガレット側から何度も戦を仕掛け、戦力の強化と勇者の召喚を行わせるもそれでも変わらず。
それならば、星詠みで見えた映像に映っていたパラディオンとエクセリードを予言の期間中に離してしまえばいい。
……それが、ミルヒオーレ姫を思う余りに閣下が取った行動でした。

全ては、最大の友人にして幼馴染であり、そして妹とも言えるミルヒオーレ姫の為。
……だから、ガウル殿下が姫様を誘拐した時も怒ったのですね。予言の事があるのに、姫様を危険に晒した愚行(閣下目線)に。





すこしおちついてきたので     5/20

また少し、絵とかSSとか頑張ってみようかな、と思ったり。
書くものは主に優雨とか初音さんとか、そのあたりになりそうですけど。





わんこでいず06     5/14

「あああいえ勇者様を勇者としてお呼びしたいと思った、って……なんか変かなって……」



……一週間遅れになりつつあるような。


DOGDAYS第六話、「星詠みの姫」です。


***

シンクがフロニャルドに降り立ってからの初めての戦、そしてミオン砦の奪還戦を終えて。
……それから、少しの時間が過ぎました。



戦に兵として参加する為、ビスコッティ城下に集まった民は元の生活へと戻り。
城に仕える騎士達は姫様から褒賞を受け、次の戦に備えて鍛錬を再開しました。

……ですが、この世界にとってのイレギュラーである勇者には、戻るべき日常はありません。
そして、元の世界に返ることも未だ叶わず。そんな中、シンクは――


――フロニャルドでの生活を満喫してました。割と楽しげに。


城に使える下働きのおばちゃんたちと仲良くなり、気軽に勇者様と呼ばれ、お使いを頼まれたり。
エクレールやロラン、騎士達と手合わせをしたり。
時にはユキカゼやダルキアン卿と釣りに興じたり。

……あの、ちょっと勇者様馴染みすぎじゃないでしょうか?
とりあえず途中で「元の世界に帰る」事が目的だったと思い出したりはしてましたけど。


***

――夜。
姫様は領主としての執務を終え、シンクはダルキアン卿の庵から戻り。
城のテラスで密かに、姫様とシンクの逢引が行われていました。。

……そして、そこで語られたのはシンクが召喚された理由。

――存じ上げております!

姫様は召喚をした時、シンクに向かってそう言いました。
異世界の人間であり、何一つ接点のない存在である筈のシンクに向かって、確かに、そう。

……その答えが、星読みの力。
遠く離れた世界のこと、探し物のこと。近い未来の事。それらを垣間見る事のできる、特殊な紋章術。
その力で姫様はシンクを見つけ――そして、気になってしまったのだと。姫様は少し照れながら、そう語り。


知っていた事、知らなかった事。互いから交わされた言葉に、幾つもの思いを乗せて。


……こうして、勇者と姫様の「なんでもない平和な一日」は、終わったのです。


***
…一方、ガレット獅子団領。

暗闇に閉ざされた玉座の部屋で一人立つその姿は、レオン閣下のもの。

……その前にあったのは、三面に展開された星詠みの鏡。
映っていたのは、シンクと姫様が力尽き、血まみれで倒れる――悪夢の姿。

シンクの扱う神剣パラディオンは二つに折れ。
聖剣エクセリードは、血まみれの床に突き立てられ。
他には誰の影も映る事なく、ただ2人の無惨な姿だけが映されて。


……変えようとしても変わらぬ未来に絶望し、それでもまだ諦めず。
レオン閣下は異様な波動を放つ巨大な斧の前に立ち――その為の手段を取ることを、強く決意して。



――「エクセリード」の主ミルヒオーレ姫と「パラディオン」の主勇者シンク、
30日以内に確実に死亡。この映像の未来はいかなることがあっても動かない。

星詠みの鏡は、変わることなく。夜闇の中で、ただ絶望の未来だけを映し続けていました。





――次回、第7話。「宣戦布告」。




******

同じように召喚された勇者が他国にいて、そして帰還した……という記録があると、そう語るダルキアン卿。
つまりそれは、ビスコッティ以外にも勇者召喚の技術はある、という事で。……ビスコッティの秘伝とかではないのですね。
勇者召喚は、各国それぞれが持つ「戦への切り札」なのでしょうか……?

領主という国に縛られる存在であり、日中国の為に執務を行う姫様。
異邦人であり、この世界での生活の土台も責務も何も持たないが故、自由に生きる勇者。
そんな対照的な生活をする、姫様とシンク。
……この関係を見てると、何となくシンクが姫様をどこかに連れて行きそうとか、そんな感じがしたり。

シンクが、この世界に呼ばれた理由。それが今回の話で明らかになりました。
第一話でシンクとベッキーが話していた、アイアンアスレチック…シンクが準優勝した、その大会の事ですけれども。
その大会を、姫様は見て……しかもどうやら一目惚れしちゃったみたいです。
シンクが準優勝だった事に何か意味があって、後半で優勝者が召喚されるのかなーとも思いましたけれども
……優勝者がシンクのお師匠様では、たぶん召喚される事はなさそうです。そんな雰囲気でもなくなってきましたし。

強くはない星詠みの力。変わらない星詠みの結果。そして、ダルキアン卿が言っていた「魔物が関わっている可能性」。
この状況から、どう動くのでしょうか。
……姫様をシンクが地球に連れて行ってしまった場合、予言の回避が出来たりするのかな、とか思ったり。





けっきょくかわることはなく     5/10

聴覚過敏が定着したよっ☆
・・・うん、今のテンションは忘れてくださいな。

お医者様が言うには、何かしらの原因があって、その一端として聴覚過敏が発生する、とのこと。
ここ暫くは軽めの薬を飲んだりして試しては見たのですけれども、薬の効果は原因には届かなかったみたいで。

・・・というより。原因があったとしても、それが既に直ってしまっていて
聴覚過敏だけが残っている、という可能性もあるのですよね。
何が原因で、今はどういう状態なのか。それは結局、さっぱり解らないままなのです。
これから、右耳の「これ」とも長く付き合っていくことになるのでしょうか、わたし。

診察の過程で、花粉症の発覚というおまけも付いてきてしまったのはきっと笑い話。





わんこでいず05     5/6

「……それにひよっ子だっていいじゃん!僕だって勇者暦一日目の、ひよっ子勇者!」


更新が遅かったり、色々力尽きてたり。
……更新の分も微妙になってたりと、どうしようもない状態になりつつあるような気もしますけれども。

それでもなんとか、がんばっていきましょー。


DOGDAYS第五話、「激闘!ミオン砦」です。


***

――姫様への道を勇者に繋ぎ、ただ一人で3バカの相手を続けるエクレール。
姫様への最後の道を突破する為、ガウルと騎上で打ち合うシンク。

この後のコンサートの事情を(つい先刻)知りつつ、
異界から召喚された勇者との戦いをただ楽しむガウルは乗騎から下り。
シンクがこの世界で見た、戦の力の一端――気力の具現による武装化を用い、更に勇者との戦いを続け。

……そうしている間にも、無情に時間は過ぎていき。
どうにもならないまま膠着した状況が続くミオン砦に……ただ一騎、向かっていく姿がありました。

灰に近い青色の髪を靡かせ、金の眼に思い切りの怒りを込めて。
砦へと一直線に架ける姿は、ガレット獅子団領領主である閣下の姿。


***


…………で。
ダルキアン卿が閣下に道を譲り、閣下が3バカを殴り倒し、
更に閣下がバカ両成敗とばかりに勇者様とガウル両方を叩いて叱って説教して。
2人の争いは止められました。

……あれ、勇者様は特に閣下に怒られる様な事はしてないですよ?
無用な混乱を巻き起こしたという意味ではエクレールに同じ理由と叱られてはいましたけれども。

そんな経緯で事態は取り敢えずの収集がつき。
……ですけれども、姫様がコンサートの直前に誘拐されて今ここにいる、という事実は何も変わっていないわけで。

――さて、どうしよう。

と、いったところで。
勇者様は、この事態を解決する方法を思いついたのでした。
それは――

***

……気力とは、フロニャ力を己が意思で操り、指向性を持たせて具現化するもの。
つまりは、術者の意思によって「どんな物にだって」変化させることが出来る、という事。

ガウル殿下との戦いで、シンクは気力の扱い方を掴み。
そしてその応用として、現在の状況を解決しうる高速移動の手段として、気力を一つの形として具現化させました。

シンクが知りうる、シンクの世界の道具。
高速の移動と安定した飛行という機能を持たせるために、思い描かれた機構。
――その結果シンクの頭の中で形作られたのは、ジェット付きサーフボード。


風を切り、空を翔け。ただ一直線に、二人はコンサート会場を目指します。



……道中で、シンクと姫様はそれぞれ時間に追われて交せなかった言葉を交わし。


コンサートにも、何とか間に合い。
「コンサートの時間までに姫様を連れて帰る」という宣戦布告の際の条件も果たした事で、おまけとして「2戦目の勝利」もついてきて。




そうして慌しい一日は、ようやく終わりを告げたのでした。






…………閣下だけが只一人、その心の内に誰も知らぬ焦燥を抱えたまま。



――次回、第6話。「星詠みの姫」。




******


第二話でエクレールが、紋章砲の説明の撃ちの一つとして語った「気力」。
フロニャ力を術者の想像通りに顕現させる「それ」は、想像できるものであるなら何でも作れてしまう…みたいです。
どうやら、力を通せるのは自分が触れているもののみという制約がありそうなので、爆弾とかは作れそうにはないですけれども。

次回は……なんだか、タイトルからしても今までとちょっとノリが違うような。
いろいろ、進んだりするのでしょうか…?





かいじゅうだいけっせん     5/5

スイカVSメカスイカ完結編 攻略サポートページ

スイカVSメカスイカ 完結編の攻略サポートページを作成しました。
どこまで皆様の助けになれるかは解りませんけれども、頑張ってみます。





ぽーたぶる     5/2



乙女はお姉さまに恋してるPortable 〜2人のエルダー〜が、4月28日に発売されましたですよ。

・・・さて。
2人のエルダーPSP版、本家のルートをプレイしていて思ったのは、
結局わたしの書いてた方はイベント構成が場当たりなのですよね・・・。
書くなら書くで、もっと上手く書くべきだったな、と。そう思います。

思い入れ過剰に、無意識にドラマチックを求めて書いたのも問題といえば問題、ですよねえ・・・。 話の流れを作るのに囚われすぎてたって、良く解りましたし・・・。・・・あはは。




…キオクの、窓際…


…星屑の庭園、入り口…